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アレルギー対策ドッグフードおすすめ15選!皮膚ケア・食物アレルギー【管理栄養士監修】

ドッグフードアレルギー

アレルギーを持つワンちゃんは、とても多いといわれています。

代表的な症状としては、食物アレルギー性皮膚炎・アトピー性皮膚炎・ノミアレルギー性皮膚炎などがあります。

そのうち、食べ物が原因のアレルギー対策には、ドッグフードの切り替えが有用です。

また、アレルギー対策がされたドッグフードは、アレルギーの発症を予防する効果の期待できる成分が含まれた原材料を使用しているフードもあります。

この記事では、「犬の管理栄養士」や「ペット看護士資格」などの資格を持つ専門家に監修いただき、食物アレルギー対策に役立つドッグフードの選び方のポイントやおすすめのドッグフード15選などを紹介していきます。
この記事の監修者
望月紗貴
望月紗貴

一般社団法人愛玩動健康管理協会(代表理事)
望月紗貴
一般社団法人愛玩動健康管理協会 代表理事。ペットフードの委託開発、ペット用品開発(監修)ペット関連事業者のコンサルタント、ペット関連教材作成など、幅広く活躍。動物たちのQOL(生活の質)の向上を目標に動物保護活動にも力を入れている。

認定資格・所属学会

認定資格

  • 犬の管理栄養士(全日本動物専門教育協会)
  • 犬の管理栄養士/アドバンス(全日本動物専門教育協会)
  • 愛玩動物救命士(全日本動物専門教育協会)
  • 犬猫行動アナリスト(全日本動物専門教育協会)
  • ペット看護士資格(一般財団法人日本能力開発推進協会)
  • ペット看護士資格(日本キャリア教育技能検定協会)マスターライセンス
  • ペット介護士(日本キャリア教育技能検定協会)マスターライセンス
  • ペットセラピスト資格(一般財団法人日本能力開発推進協会)
  • ドッグトレーニングアドバイザー(一般社団法人日本ペット技能検定協会)
  • ドッグヘルスアドバイザー(一般社団法人日本ペット技能検定協会)

もくじ

アレルギー対策ドッグフードの選び方

アレルギー対策用のドッグフードを選ぶ際におさえるべきポイントは3つあります。

以下で、ポイント3つの詳細を解説しています。

アレルゲンになりやすい食材が使われていない

動物病院で食物アレルギーの原因食材を特定するIgE検査やリンパ球反応検査を行っている場合は、検査項目でひっかかった原因食材が使用されていないドッグフードを選びましょう。

また、食物アレルギーの原因が分かっていない場合は、原材料をすべてチェックし、あらかじめアレルゲンになりやすいと言われる食品が使われていないドッグフードを選びましょう。

原材料の確認が難しい場合は、アレルギーケア用の療法食が販売されているので、確認してみてください。動物病院で療法食を出してくれるケースもあります。

なお、犬の食物アレルギーになりやすい食材として代表的なところでは、小麦や大豆、卵、鶏肉、牛肉、豚肉には注意が必要です。

アレルギーを起こしにくいとされる魚や鹿肉、馬肉などが原材料のメインを占めるドッグフードを選ぶのも手ですが、近年の犬の場合は様々な食材を摂取しているので一概にこれらが主原料のドッグフードが良いとも言い切れません。

食物アレルギーは過去に摂取してきた食材や添加物に対して反応しやすいので、愛犬がこれまで食べたことのない食材が原材料として使用されているドッグフードを選ぶのも良いでしょう。

その他、原材料がシンプルなものやタンパク質源が単一のものを選んでおくと、アレルゲンを特定しやすくなります。

アレルギーを起こしやすい・起こしにくいは、あくまで傾向です。大丈夫かどうかは、愛犬の様子をしっかり観察してはじめて判断できることです。

消化しやすくお腹に優しい成分が配合されている

腸内環境を健康に保つことも、アレルギー対策に有用です。

これは、分子の大きなタンパク質の消化吸収がうまくできないことを引き金に、食物アレルギーを発症するケースも多いためです。

そのため、加水分解されたタンパク質を使用している食物アレルギー食もおすすめです。

アレルギー対策には、消化吸収性の良いドッグフード、またはアレルゲンになりやすいタンパク質が加水分解されているドッグフードが向いていると言えます。

また、腸内環境を整えてくれる、オリゴ糖や乳酸菌、ラクトバチルス・カゼイなどが配合されているドッグフードも、アレルギー対策向きといえます。

体内で最も多く免疫細胞が存在するのは腸です。腸内環境を整えると免疫力が上がり、皮膚病をはじめとしたさまざまな病気にかかりにくくなります。

不要な人工添加物が入っていない

保存料や着色料などの人工添加物が、アレルギーの原因になることもあります。

愛犬のアレルギーが気になる人は、人工添加物ができるだけ使われていないドッグフードを選ぶのがおすすめです。

ただし、自然由来のビタミンやミネラルなど、身体への悪影響が懸念されない天然添加物も存在します。

特に注意すべきなのは、人工添加物ですが、天然添加物でも稀にアレルギー反応が生じる犬もいます。

アレルギー対策ドッグフードおすすめ15選

アレルギー対策にぴったりなドッグフード15選の詳細を、以下にまとめました。

ペロリコドッグフード アレカット

ペロリコドッグフード アレカット

商品名 ペロリコドッグフード アレカット
価格(税込) 4,708円
※最大20%オフのキャンペーン実施中
内容量 2kg
カロリー/100g 353.5kcal
ドッグフードのタイプ ドライフード
対象年齢 全年齢
対象犬種 全犬種
主原料 肉類47%(HDP放し飼いターキー生肉33%、HDP乾燥ターキー12%、ターキーグレイビー2%)
原産国 イギリス
公式サイト https://www.perolicodogfood.com/allecut/cart

動物性タンパク源にアレルギーリスクが少ないとされるターキーのみを使ったドライフードです。

使用しているのは、美味しさと栄養価の高さが特徴の放し飼いターキー。

さらに、タンパク質を消化・吸収しやすくする独自の加工技術を採用しているため、食事を通して体にかける負担を最小限におさえられます。

また、アレルギー源となるリスクが高い穀物・豆類・乳・卵は使われていません。

愛犬が安心して食べられるよう、サツマイモやアマニ、タピオカなど、良質な炭水化物の使用にこだわったドッグフードでもあります。

「ペロリコドッグフード アレカット」には、香料・着色料などの余分な添加物も一切入っていません。デリケートなワンちゃんにも安心してあげられます。
97%の獣医師が『ペロリコドッグフード アレカット』を推奨
ペロリコドッグフード アレカットはこちら

※当製品を使用した獣医師108名を対象に「本製品に興味のある犬の飼い主から使用を相談された場合推奨しますか?」と聞き、「(とても)良い製品だと思う」と回答した割合。2023年4月ベッツアイ調べ

和漢みらいのドッグフード 皮膚アレルギー用【療法食】

和漢みらいのドッグフード(皮膚アレルギー用)

商品名 和漢みらいのドッグフード 皮膚アレルギー用【療法食】
価格(税込) 【通常】5,720円
【定期】4,620円
内容量 1kg
カロリー/100g 347kcal
ドッグフードのタイプ ドライフード
対象年齢 幼犬・成犬用(7歳以下)
対象犬種 全犬種
主原料 生肉(鹿,魚)
原産国 日本(国産)
公式サイト https://mirai-dog.com/

日本の製薬会社が開発した、漢方やマクロビオティックを取り入れた薬膳タイプの療法食です。

皮膚アレルギー用は、犬の7大アレルゲン原材料ともいわれている「鶏肉」「牛肉」「小麦」「トウモロコシ」「大豆」「卵」「乳成分」は使用していないのが最大の特徴。そのため、これらの原材料にアレルギーを持つ犬にも安心して与えることができます。

また、和漢みらいのドッグフードには、腸内環境を整える効果が見込める、89種類の和漢植物とファイトケミカル原料が贅沢に配合されているので腸内環境にも配慮されています。

また、鹿肉と魚肉を活かした高タンパク質・低脂質・低脂肪・高栄養価設計となっています。

皮膚アレルギー用のほか、心臓や腎臓、胃腸の疾患のある子向けの特別療法食のラインナップも充実しています。
日本の製薬会社が開発した皮膚アレルギー対応ドッグフード
和漢みらいのドッグフードはこちら

FINEPET’Sドッグフード 極

ファインペッツ

商品名 FINEPET’Sドッグフード 極
価格(税込) 【初回】1,100円(1.5kg)
【通常】6,219円(1.5kg)
内容量 1.5kg
カロリー/100g 422kcal
ドッグフードのタイプ ドライフード
アレルギー対策表示
対象年齢 全年齢
対象犬種 1kg未満の小型犬から大型犬まで
主原料 フランス産アヒル肉
原産国 オランダ
公式サイト https://www.finepets.jp/

フランス産のアヒル肉やオランダ産の天然ニシンなどを使った、全重量の9割を肉類原材料が占めているドッグフードです。

そのため、食後の血糖値の乱降下が起こりにくく、糖尿病などの疾患を持つワンちゃんにも安心してあげられます。

また、消化吸収率が87%と非常に高く、お腹が弱いワンちゃんにもぴったりです。

さらに、穀物を一切使っていないグレインフリー仕様ゆえ、穀物アレルギーを持つワンちゃんや穀物と相性が悪いワンちゃんにも向いています。

栄養満点な「FINEPET’Sドッグフード 極」は、少量で栄養をしっかり補えます。その分、あげる量の調整をしっかり行わないと、肥満につながりやすい点には注意が必要です。
お肉をふんだんに使用したグレインフリードッグフード
FINEPET’Sドッグフード 極はこちら
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馬肉パラパラミンチ

馬肉パラパラミンチ

商品名 馬肉パラパラミンチ
価格(税込) 2,700円(300g×3袋)
5,400円(300g×6袋)
内容量 300g
カロリー/100g 175kcal
ドッグフードのタイプ 冷凍生肉
対象年齢 全年齢
対象犬種 全犬種
主原料 馬肉(国産)
原産国 日本(国産)
公式サイト https://kumamoto-basasi.com/ad/FS3901_a.html

馬刺し専門店が手掛けている生の馬肉を使ったドッグフードです。

原材料には馬肉以外使われていません。

人が食べる馬刺し加工時に出る切れ端を、ミンチ状にして使っています。

馬肉は、高タンパク・低脂質・低カロリーで、アレルギーリスクが低いとされる動物性タンパク質源です。

さらに、鉄分やカルシウム、ビタミンの含有量が多く栄養満点で、食いつきの良さにも定評がある食材です。

必須脂肪酸の含有量も多く、毛並みや毛艶の健康サポートとともに、コレステロール値や、血液循環もサポート。

ただし、馬肉パラパラミンチは総合栄養食ではなくトッピングのためのフードですので、食物アレルギー療法食にトッピングして与えなければいけません。

ヘルシーでありながら栄養満点な「生馬肉パラパラミンチ」は、アレルギー体質の子はもちろん、太り気味の子にもおすすめのトッピング食です。
低アレルゲンの馬肉使用
馬肉パラパラミンチはこちら

アランズナチュラルドッグフード ラム

アランズナチュラルドッグフード

商品名 アランズナチュラルドッグフード ラム
価格(税込) 【通常】4,708円
【定期】4,237円
内容量 2kg
カロリー/100g 342kcal
ドッグフードのタイプ ドライフード
対象年齢 全年齢
対象犬種 全犬種
主原料 ラム40%(生ラム肉25%、乾燥ラム肉10%、ラムオイル4%、ラムグレイビー1%)
原産国 イギリス
公式サイト https://www.naturaldogfood.co.jp/cart?

高品質なラム肉を贅沢に使った、イギリスの専門工場で作られているドッグフードです。

香料や着色料はもちろん、アレルギーの原因になりやすいと言われる穀物や乳製品、牛肉、豚肉、鶏肉も一切使われていません。

原材料はわずか9種類と少なく、愛犬のアレルゲンを特定できていない場合にも使いやすいフードです。

また、合成サプリメントの添加も一切ありません。

化学物質に過敏反応を示してしまうワンちゃんにも、試してみる価値のあるドッグフードです。

自然素材を使ったシンプルな配合の「アランズナチュラルドッグフード」は、アレルギーリスクが最小限まで抑えられています。
グレインフリー・低アレルギー
アランズナチュラルドッグフード ラムはこちら

モグワンドッグフード

モグワン

商品名 モグワンドッグフード
価格(税込) 【通常】4,708円
【定期】4,237円
内容量 1.8kg
カロリー/100g 361.5kcal
ドッグフードのタイプ ドライフード
対象年齢 全年齢
対象犬種 全犬種
主原料 チキン&サーモン56.5%(放し飼いチキン生肉 21%、生サーモン 12%、乾燥チキン 12%、乾燥サーモン 7.5%、チキングレイビー 2%、サーモンオイル 2%)
原産国 イギリス
公式サイト https://www.mogwandogfood.co.jp/cart

動物性タンパク質が50%以上を占めているドライフードです。

グレインフリーで穀物が一切使われていないため、穀物と相性が悪い子にも安心してあげられます。

原料のメインには、ヒューマングレードの食品工場で仕入れたチキン・サーモンを使用。

肉のほか、食物繊維豊富なカボチャやクエン酸を多く含むリンゴ、中鎖脂肪酸含有量が多いココナッツオイルなどもたっぷり配合されています。

肉・魚・野菜・果物をバランスよく含む、栄養満点で食いつきの良さに定評があるドッグフードでもあります。

原産国イギリスから徹底した温度管理のもと届けてもらえるため、品質の安心感も抜群です。

着色料や香料などの人工添加物が使われていない安心感も、モグワンドッグフードの魅力です。

ただし、主原料の鶏肉も食物アレルギーの原因になりやすい食材ですので、これまで鶏肉が含まれるドッグフードを食べてアレルギー症状が出た愛犬の場合は避けましょう。

動物性タンパク源50%以上のグレインフリードッグフード
モグワンはこちら
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エッセンシャルドッグフード

エッセンシャルドッグフード

商品名 エッセンシャルドッグフード
価格(税込) 4,708円
内容量 1.8kg
カロリー/100g 約358kcal
ドッグフードのタイプ ドライフード
対象年齢 1歳~
対象犬種 全犬種
主原料 生サーモン・トラウト
原産国 イギリス
公式サイト https://www.essentialdogfood.jp/cart

原材料のメインをお魚が占めているドライフードです。

動物性タンパク質源に、お肉が使われていません。

そのため、牛肉や豚肉、鶏肉にアレルギーを持つワンちゃんにも安心してあげられます。

また、アレルゲンになりやすい小麦を含めた穀物が使われていない、グレインフリーレシピで作られているので、穀物の消化が苦手なワンちゃんにもぴったりです。

さらに、皮膚の環境を整えてくれるオメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸をたっぷり配合。

関節ケア成分として知られるグルコサミンやコンドロイチンも含まれています。

皮膚や関節にトラブルを抱えがちな犬種にもおすすめです。

身体への影響が懸念される人工添加物も一切使われていません。

ブラバンソンヌ Regular Diet

ブラバンソンヌ小型犬用 チキン
※画像はチキンです

商品名 Regular Diet 小型犬の成犬用ドッグフード(チキン)
Regular Diet 小型犬の成犬用ドッグフード(オーシャンフィッシュ)
Regular Diet 大型犬の成犬用ドッグフード(チキン)
Regular Diet 大型犬の成犬用ドッグフード(オーシャンフィッシュ)
価格(税込) 小型犬用:3,190円(1kg)・5,830円(2.5kg)
大型犬用:15,400円(10kg)
内容量 小型犬用:1kg・2.5kg
大型犬用:10kg
カロリー/100g 【チキン】小型犬用355kcal・大型犬用346kcal
【オーシャンフィッシュ】小型犬用356kcal・大型犬用348kcal
ドッグフードのタイプ ドライフード
対象年齢 成犬
対象犬種 小型犬用・大型犬用あり
主原料 【チキン】チキン
【オーシャンフィッシュ】魚(サーモン タラ カレイ)
原産国 ベルギー
公式サイト https://brabanconne.jp/

ヒューマングレードのヨーロッパ産の肉・野菜・フルーツといった食材を贅沢に使ったドッグフードです。

成犬用は大型犬・小型犬用があり、それぞれ鶏肉を使った「チキン」と魚をメインに使った「オーシャンフィッシュ」を展開。

いずれもグレインフリーレシピを採用しているため、穀物が苦手なワンちゃんにも安心してあげられます。

さらに、天然のオリゴ糖によって腸内細菌のバランス調整が期待できます。

グルコサミンやコンドロイチンが関節の健康維持をサポートし、オメガ3・6脂肪酸が皮膚被毛の健康維持をサポートしてくれます。

また、強い抗酸化作用や尿のpHを下げてくれる効果を持つクランベリーが配合されています。

尿路結晶の形成をおさえ、下部尿路の健康をサポートしてくれる効果を見込めるのも特徴です。

ただし、主原料の鶏肉も食物アレルギーの原因になりやすい食材ですので、これまで鶏肉が含まれるドッグフードを食べてアレルギー症状が出た愛犬の場合は、避けましょう。

子犬用やシニア犬用のほか、消化器サポートに特化したオールステージ対応のドッグフードもあります。

HAPPY DOG VETハイパーセンシティビティ(アレルギーケア) ドライ

ハッピードッグアレルギーケア

商品名 HAPPY DOG VETハイパーセンシティビティ(アレルギーケア) ドライ
価格(税込) 【通常】4,752円(1kg)
【定期】4,752円(1kg)
内容量 80g・1kg・4kg・12kg
カロリー/100g 360kcal
ドッグフードのタイプ ドライフード
対象年齢 成犬~シニア犬
対象犬種 全犬種
主原料 マロン(60.5%)、ウズラプロテイン(27%)
原産国 ドイツ
公式サイト https://happydogjapan.com/

HAPPY DOG VETハイパーセンシティビティ(アレルギーケア) は、低アレルギー性の食事療法食。食物不耐症の症状を軽減する目的としても使用できます。

動物性タンパク源にはウズラのみ、炭水化物源にはマロンを使用。

ウズラもマロンも食べ物アレルギー除去食に適しているうえに嗜好性が高く、食いつきの良さにも定評があります。

また、オメガ3系脂肪酸など、健康な皮膚の再生と新陳代謝を促す成分もたっぷり配合。

皮膚や被毛の状態が気になる子にもぴったりです。

さらに、胃腸に優しい原材料のみを使ったグレインフリーレシピで作られています。

食物アレルギーによる皮膚や消化器のトラブルを抱えているワンちゃんに、特におすすめです。
「HAPPY DOG VETハイパーセンシティビティ(アレルギーケア) ドライ」は、アレルギーのケアにぴったりですが、生後12ヶ月未満の成長期や妊娠授乳期の子向きのドッグフードではありません。

Dr.宿南のキセキのごはん(皮膚の健康サポート)

Dr.宿南のキセキのごはん(皮膚の健康サポート)

商品名 Dr.宿南のキセキのごはん(皮膚の健康サポート )
価格(税込) 【初回お試し】480円(100g)
【通常】5,610円(1kg)
【定期】4,928円(1kg)
内容量 100g・1kg
カロリー/100g 400kcal(Amazon参考)
ドッグフードのタイプ ドライフード
対象年齢 全年齢
対象犬種 全犬種
主原料 鹿肉(生)、牛肉(国産)
原産国 日本(国産)
公式サイト https://www.shukunami-vet.jp/

愛犬の被毛や皮膚の健康維持を目的に、獣医師監修のもと開発された療法食です。

リノール酸の過多や油脂類の酸化、タンパク質の変性などは、いずれも犬の皮膚や被毛の健康を損なう要因と言われています。

Dr.宿南のキセキのごはん(皮膚の健康サポート)は、原材料に新鮮な肉や新鮮なピュアオイルを使用。

これにより、油脂類の酸化やタンパク質の変性を抑え、リノール酸の使用量も極力まで減らしています。

また、原料を30時間煮込み消化しやすくしているため、お腹が弱い子にも安心してあげられます。

ただし、牛肉が使われている点にはご注意ください。牛肉が含まれるドッグフードを食べてアレルギー症状が出た愛犬の場合は避けましょう。

皮膚の健康ケア用には、カンガルー肉を使用したグルテンフリー版もあります。そのほか、腎臓や心臓、肝臓など、さまざまな療法食のラインナップも豊富なシリーズです。

ロイヤルカナン 犬用 低分子プロテイン

ロイヤルカナン 犬用 低分子プロテイン

商品名 ロイヤルカナン 犬用 低分子プロテイン
価格(税込)※Amazon参考 6,060円(3kg)
14,380円(8kg)
内容量 3kg・8kg
カロリー/100g 408kcal
ドッグフードのタイプ ドライフード
対象年齢 全年齢
対象犬種 全犬種
主原料 米、加水分解大豆タンパク(消化率90%以上)
原産国 フランス
公式サイト https://www.royalcanin.com/jp

食物アレルギーや皮膚、あるいは消化器官に疾患を持つワンちゃんのために作られた食事療法食です。

タンパク質源には、食物アレルギーの原因になりにくく消化性に優れた加水分解大豆タンパクを使用。

消化器系や皮膚の健康維持、四肢の健康維持などをサポートしてくれることで知られるEPAやDHAも、たっぷり配合されています。

多角的な健康へのアプローチにより、皮膚本来がもつバリア機能を高めてくれる効果を見込めます。
全犬種向けの「低分子プロテイン」以外にも、小型犬向きやさまざまな食事療法食、総合栄養食を展開しているシリーズです。愛犬のニーズに合ったものを選べます。

K9ナチュラル(ラム・フィースト)

K9ナチュラル(ラム・フィースト)

商品名 K9ナチュラル(ラム・フィースト)
価格(税込) 303円(15g)
2,415円(142g)
6,718円(500g)
21,414円(1.8kg)
37,956円(3.6kg)
内容量 15g・142g・500g・1.8kg・3.6kg
カロリー/100g 572.5kcal
ドッグフードのタイプ 生食フリーズドライフード
対象年齢 全年齢
対象犬種 全犬種
主原料 子羊肉、レバー(子羊)、心臓(子羊)、グリーントライプ(子羊)、血(子羊)、卵、脾臓(子羊)、腎臓(子羊)、骨(子羊)
原産国 ニュージーランド
公式サイト https://www.k9natural.jp/

水を加えて生食の水分値に戻してからあげる、フリーズドライタイプのドッグフードです。

非加熱式のフリーズドライ製法を採用することで、素材が持つ本来の栄養素や風味が最大限生かされています。

メインの食材には、ホルモン剤・抗生物質などを投与することなく育てられた子羊の肉や内臓を使用。また、原材料の90%以上を肉類が、99%以上を自然素材が占めています。

一般的なドライフードでよく使われる穀類・イモ類・豆類などの、粘性の高いツナギやかさまし用食材は使われていません。

添加物を含めた、余分なものは一切入っていない安心感も魅力です。

消化性・安全性が高く、アレルギー対策にもぴったりです。

ラムをメインに使った「ラム・フィースト」のほか、チキンやビーフを使ったものや、ホキ&ビーフ、ラム&キングサーモンなどもあります。

ナチュラル チョイス 超小型犬~小型犬用 [成犬用]ラム&玄米

ナチュラル チョイス 超小型犬~小型犬用 [成犬用]ラム&玄米

商品名 ナチュラル チョイス 超小型犬~小型犬用 [成犬用]ラム&玄米
価格(税込) 【通常】5,793円(3kg)
【定期】5,793円(3kg)
内容量 1kg・3kg・6kg
カロリー/100g 355kcal
ドッグフードのタイプ ドライフード
対象年齢 成犬(生後8ヶ月齢以上)
対象犬種 超小型犬~小型犬
主原料 ラム(肉)、ラムミール
原産国 アメリカ合衆国
公式サイト https://nutro.jp/

アレルゲンとなりにくいことで知られる、ラム肉をメインに使ったドライフードです。

超小型犬や小型犬が美味しく食べられるよう、粒が小さめなのも特徴です。

また、ビタミンB群や亜鉛を豊富に含むラム肉に玄米やオートミールなどをバランスよく組み合わせているため、消化吸収性も抜群です。

さらに、ひまわり油やラム肉などの自然素材からとれるリノール酸や亜鉛を配合。

皮膚や被毛の健康維持をサポートしてくれる効果も見込めます。

「ナチュラル チョイス」には、犬種や年齢はもちろん、エイジングケアや減量用、去勢・避妊済みのワンちゃん用など、さまざまなニーズに応えてくれるドッグフードがあります。

プラぺ(CPラム&リンゴ)

プラぺ(CPラム&リンゴ)

商品名 プラぺ(CPラム&リンゴ)
価格(税込) 【通常】4,600円(2kg)
【定期初回】3,680円(2kg)
【定期2回目以降】4,370円
内容量 2kg×1~6袋
カロリー/100g 353kcal
ドッグフードのタイプ ドライフード
対象年齢 全年齢
対象犬種 全犬種
主原料 ラム(46%新鮮に調理されたラム、15%乾燥ラム、2%ラム脂、2%ラムストックを含む)
原産国 イギリス
公式サイト https://purape.jp/

原材料の65%を新鮮なラム肉が占めているドライフードです。

ラム肉のほか、信頼できる農家から仕入れたスーパーフード13種類を配合。

着色料・人工香料・防腐剤などはもちろん、穀物も使われていないグレインフリー仕様で、化学物質や穀物が苦手なワンちゃんにもぴったりです。

さらに、善玉菌FOSが腸内環境を整え、グルコサミンやコンドロイチンが関節ケアを、有機セレンが心臓の健康をケアしてくれる効果を見込めます。

健康的でアレルギーリスクの低い、栄養バランス抜群のドッグフードです。

プラペには、そのほかにもさまざまなドッグフードのラインナップがあります。いずれも、グレインフリーでナチュラルフード!安心感抜群です。

ソルビダ グレインフリー ターキー(室内飼育全年齢対応)

ソルビダ グレインフリー ターキー

商品名 ソルビダ グレインフリー ターキー(室内飼育全年齢対応)
価格(税込) 3,025円(900g)
5,412円(1.8kg)
10,076円(3.6kg)
14,773円(5.8kg)
内容量 900g・1.8kg・3.6kg・5.8kg
カロリー/100g 350kcal
ドッグフードのタイプ ドライフード
アレルギー対策表示
対象年齢 全年齢
対象犬種 全犬種
主原料 オーガニックターキー生肉、乾燥ターキー
原産国 アメリカ合衆国
公式サイト https://solvida.jp/

主原料にアレルギー源になりにくいことで知られるオーガニックターキーを使用したドッグフードです。

高品質なオーガニックターキー以外の原材料についても、新鮮なオーガニックの野菜やフルーツを贅沢に使用。

また、愛犬の食物アレルギーに配慮して、消化が苦手な穀物は一切使われていません。

胃腸に負担をかけることなく消化できる、栄養満点のドッグフードです。

そのほか、ユッカシジゲラ抽出物が、体臭や便臭軽減をサポートしてくれる効果も見込めます。

オーガニック食材から作られるグレインフリーのプレミアムドッグフード「ソルビダ」には、「チキン」もあります。年齢・体型別のラインナップも豊富なため、愛犬にぴったりなものを選べます。

皮膚アレルギー対策ドッグフード

皮膚アレルギー対策には、

  • Dr.宿南のキセキのごはん(皮膚の健康サポート)
  • Dr.宿南のキセキのごはん(GF皮膚ケア(グレインフリー))
  • 和漢みらいのドッグフード 皮膚アレルギー用【療法食】

がおすすめです。

以下で、それぞれのドッグフードの詳細を紹介しています。

紹介する皮膚アレルギー対策ドッグフードの多くは、「療法食」となっていますので、獣医師に相談したうえで与えるようにしましょう。

Dr.宿南のキセキのごはん(皮膚の健康サポート)

Dr.宿南のキセキのごはん(皮膚の健康サポート)
名の通り、皮膚の健康サポートに特化して作られた療法食です。

ワンちゃんの皮膚や被毛の健康を損なう原因に、リノール酸の過多や油脂類の酸化、タンパク質の変性があります。
使う素材・製法にとことんこだわることで、それらの原因を最低限におさえています。

総合栄養食ではなく療法食です。獣医さんに相談したうえで利用を開始しましょう。

Dr.宿南のキセキのごはん(GF皮膚ケア(グレインフリー))

Dr.宿南のキセキのごはんGF皮膚ケア(グレインフリー)
高タンパクなオーストラリア産のカンガルー肉を贅沢に使用した療法食です。

上記で紹介した「皮膚の健康サポート」とは違い、こちらはグレインフリー仕様です。

穀物の消化が苦手で皮膚の健康が気になるワンちゃんには、こちらがおすすめです。

こちらも療法食な点にはご注意ください。

和漢みらいのドッグフード 皮膚アレルギー用【療法食】

和漢みらいのドッグフード(皮膚アレルギー用)
犬の7大アレルゲンとされている原材料は一切使用せず、タンパク源として鹿肉と魚肉をメインに使用。

関節のサポートとしてグルコサミンが配合されており、こちらもアレルギー反応を起こしにくい植物性の発酵グルコサミンを配合されているため、とことんアレルギー対策に考慮された内容となっています。

犬がアレルギーになる原因と症状

犬が発症するアレルギーの代表的な原因と症状を以下にまとめました。

代表的な原因

アレルギーの原因としては、

  • 食べ物
  • 花粉
  • ハウスダスト
  • 細菌
  • 真菌(カビ)
  • ノミやダニなどの寄生虫

などが挙げられます。

ただ、犬のアレルギーは、アトピー性皮膚炎と食物アレルギーを併発するなど、原因がひとつでないものが多いです。

犬には、かゆみを我慢するという概念がありません。皮膚をかき壊し細菌に感染するなど、さらに状況を悪化させてしまわないよう注意が必要です。

代表的な症状

アレルギーの代表的な症状としては

  • 皮膚の炎症
  • 消化不良
  • 下痢・嘔吐
  • 目の腫れや充血

などがあります。

人と同じようにアレルギーが原因で、犬にもさまざまな形で体に不調が現れることがあります。

犬は、人と違って言葉を使ったコミュニケーションができません。飼い主が愛犬の異変に素早く気付いてあげられるかどうかが、とても大切です。

犬がアレルギーを起こしやすい原材料

犬がアレルギーを起こしやすい原材料としては、以下があります。

小麦、大麦、ライムギ、大豆、卵、乳製品、とうもろこし、じゃがいも、鶏肉、牛肉、豚肉

特に、小麦や大麦、ライ麦などの穀物に含まれるグルテン(タンパク質の一種)は、肉食に近い雑食である犬と相性が悪い食材です。

遺伝的に体が慣れておらず、アレルギー反応を起こしやすい注意が必要な原材料です。

起こしやすいと言われているからと言って、愛犬がアレルギーを発症するとは限りません。また、起こしにくいと言われている食材が合わないワンちゃんもいます。大切なのは、愛犬の体質に合ったドッグフード選びです。

ドッグフードにおけるアレルギー食事療法とは

愛犬の食事を、アレルゲンを除去した食事や療法食に切り替えるアレルギーの治療法のことです。

犬のアレルギーそのものを治療する方法は、現状確立されていません。

そのため、アレルゲンを排除した食事をあげる、というのが食物アレルギーを持つ犬にしてあげられる唯一の対処法です。

普段あげる食事を除去食や療法食に切り替え愛犬の様子を観察し、症状の改善や原因の特定を行うのがドッグフードにおけるアレルギー食事療法です。

検査と治療を同時に進められるところがメリットですが、慎重に行う必要があります。除去食試験でアレルゲンを特定するのには時間もかかるため、獣医さんと相談しながら進めるのがおすすめです。

アレルギー対応の療法食と一般ドッグフードの違い

アレルギー対応の療法食は、特定の体調不良や病気向けに作られたドッグフードのことです。

一般的なドッグフードと違い、療法食は製品ごとに配合する栄養素が細かく調整されています。

継続して療法食をあげることで、体調が良くなる効果を期待できます。

また、製造過程でほかのタンパク質源やフードが混入しないよう、徹底的に対策を施した環境で作られていることが多いのも特徴です。

療法食は基本、医師の診断・指導に基づいた利用が推奨されています。自己判断で活用するのはおすすめできません。

ドッグフードでのアレルギー対策に関するよくある質問

以下にドッグフードでのアレルギー対策に関する、よくある質問をまとめました。

アレルギー対策には国産のドッグフードがいい?

国産だから良いと判断するのは間違いです。

もちろん、国産であれば、輸送中にドッグフードが劣化する可能性が外国産に比べて格段に低いです。

ただ、大切なのは国産か外国産かではなく、どんな原材料を使って、どんな環境で作られ、どのように手元に届けられているかです。

自分の目で安心・安全な製品であることを確かめたうえで、愛犬にあげるドッグフードを選ぶことが大切です。

アレルギー対策されている市販のドッグフードはある?

アレルギー対策が施されたドッグフードの中には、市販されているものもあります。

ただ、アレルギー対策用のドッグフードと一口に言っても、種類はさまざまです。

愛犬のアレルゲンはもちろん、余分な添加物が含まれていないかなど、詳細を確認したうえで購入するようにしましょう。

愛犬のアレルゲンを知る方法は?

特定の食材を含まないドッグフードをあげることで、アレルゲンを把握できることがあります。

また、動物病院で受けられる血液検査(IgE検査・リンパ球反応検査)で、アレルゲンを調べられるケースもあります。

ただ、血液検査で調べられる項目は、すべてのアレルゲンを網羅しているわけではありません。

複数の要素が絡み合って、アレルギー症状が現れることもあります。

血液検査をしたからといって、アレルギーの原因を突き止められるとは限りません。

愛犬がアレルギーを発症しているようです。どうしたら良い?

愛犬がアレルギーを発症したと気づいた時点で、動物病院で診てもらいましょう。

また、検査が確実なわけではありませんが、念の為事前にアレルギー検査を行っておくのもおすすめです。

事前に愛犬がどんな食べ物にアレルギーを持つかを知っておけば、安心してドッグフードを選べます。

何かあった時のためにも、人同様、愛犬にもかかりつけ医を作っておくのもおすすめです。

ドッグフードのローテーションがアレルギー対策に有用と聞いたけど本当?

同じ食べ物を摂取し続けると、アレルギーを発症することがあります。

そのため、ドッグフードのローテーションもアレルギー対策に有用とされています。

ただ、アレルゲンと分子構造が似ているほかの食べ物でアレルギーを示す、交差反応を示してしまう子もいます。

魚類は特に交差反応が出やすいと言われており、詳細はかなり複雑です。

わからないことがあるときは自己判断せず、獣医さんに相談するのがおすすめです。

食物アレルギーを予防する方法はある?

食物アレルギーの予防には、腸の状態を健康に保つことで免疫力を維持しておくのが有用です。

消化しやすい食事で、愛犬の腸内環境を整えてあげましょう。

また、事前にアレルギー検査を受け、愛犬の体質を知っておくこともアレルギー発症を防ぐ有用な方法です。

愛犬に合わない食材がわかっていれば、明確な基準を持ってドッグフードを選べます。

ドッグフードのローテーションがアレルギー対策に有用と聞いたけど本当?

同じ食べ物を摂取し続けると、アレルギーを発症することがあります。

そのため、ドッグフードのローテーションもアレルギー対策に有用とされています。

ただ、アレルゲンと分子構造が似ているほかの食べ物でアレルギーを示す、交差反応を示してしまう子もいます。

魚類は特に交差反応が出やすいと言われており、詳細はかなり複雑です。

わからないことがあるときは自己判断せず、獣医さんに相談するのがおすすめです。

アレルギー対策ドッグフードまとめ

愛犬の食物アレルギーの改善や予防には、愛犬に合ったドッグフード選びが有用です。

アレルゲンになりやすい食材や不要な人工添加物は不使用で、消化しやすくお腹に優しいドッグフードがアレルギー対策には向いています。
ここで紹介した15選は、いずれもアレルギー対策にぴったりな安心安全なドッグフードですが、全ての食材がアレルギーの原因になり得ることを念頭に置いておきましょう。

ただし、アレルギーの症状や現れ方は、個体差が大きい部分です。

愛犬の体質によく寄り添ったうえで、ぴったりなドッグフードを選んであげましょう。
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