子犬から十分に育って成犬になったワンちゃんには、それに見合った成犬用ドッグフードを与える必要があります。
しかし成犬用ドッグフードは種類が多すぎるため、どれを選んだらいいのかわからなくなってしまっても無理はないでしょう。
- うちの子にぴったりな成犬用フードってどう探したらいいの?
- 子犬用から成犬用フードに切り替える時期はいつ?
- 成犬用ドッグフードを選ぶときの注意点を知っておきたい!
この記事ではそんな悩みを持つ飼い主さん達に向けて、成犬用ドッグフードを選ぶための基礎知識とおすすめ製品の紹介をまとめています。
成犬用ドッグフード選びで失敗しないためのポイント!
成犬用ドッグフードを探し始める前に、ドッグフード選びの基本的なポイントを押さえておくことは非常に大切です。
自分で食べるものを選ぶことができないペット犬にとって、飼い主が与えてくれるフードだけがまさに命綱となります。
ドッグフード選びは愛犬の健康や幸福のすべてを決定づける運命の選択になるといっても過言ではないので、決して不適切な判断はしないようにしましょう。
主食には「総合栄養食」と認定されたドッグフードを選ぶ
ドッグフードには総合栄養食という区分が存在します。
総合栄養食とは簡単に言うと「そのフードとお水を適正量与えておけば犬の健康維持に必要な栄養素をすべて満たせる」タイプのドッグフードです。
愛犬の好む食材だけを与えているとどうしても栄養が偏ってしまうため、犬の食事は総合栄養食のドッグフードをメインとしながらそこに「補助栄養食」や「おやつ」を加えて調整していくことが基本となるでしょう。
総合栄養食の基準はアメリカのAAFCO(米国飼料検査官協会)やNRC(米国科学アカデミー学術会議)によって厳密に定められており、世界中でその基準が採用されています。
もちろん日本もAAFCOやNRCの基準を採用している国の一つです。
日本国内では「ペットフード公正取引協議会」がAAFCOなどの基準を基に総合栄養食の認定を行っており、基準をクリアしたドッグフードのパッケージにはそれを証明する文言が記載されることになっています。
犬の年齢(ライフステージ)に最適化されたドッグフードを選ぶ
ドッグフードによっては年齢を問わず与えることのできる「全年齢用」だけでなく「子犬用」や「シニア犬用」など特定の年齢層に合わせた種類が販売されていることがあります。
たとえば子犬は成長に必要な栄養素が成犬よりも多くなるため、子犬用ドッグフードは栄養価が高めに設定されています。
そのためすでに十分育っている成犬に子犬用フードを与え続けてしまうと、栄養過多で太らせてしまうことがあります。
逆にシニア犬用のフードは胃腸の弱ってきた犬のために風味や栄養価が調整されているので、元気な成犬には物足りない内容になってしまうこともあるでしょう。
成犬に与えるドッグフードを選ぶにあたっては、愛犬の成長段階をよく観察しながら年齢に見合った製品を与えることが大切です。
愛犬の抱える悩みによってドッグフードを変える
持病を抱えている犬や体調に変化が見られるようになった犬に対しては、ドッグフードを変えることで対策を施す必要が出てきます。
特にアレルギーを持つ犬には特定の食材を避けたドッグフードを選ぶことがきわめて重要です。
たとえば穀物系のアレルギーを持っている犬にはグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードを与えることが必須となります。
ただしドッグフードはあくまで栄養素を補うためのものなので、病気や悩みを直接解決してくれるわけではありません。
ドッグフードのカロリーとタンパク質割合を調べて体重管理に役立てる
子犬の時期は多少食べすぎても問題はありませんが、成長が一段落して成犬の状態になったら体重管理を真剣に考える必要が出てきます。
もし愛犬に太り気味の兆候が出てきたら普段与えているドッグフードのカロリー量とタンパク質割合を再チェックしてみましょう。
基本的に安価なドッグフードほど穀物系の高カロリー食材でかさ増しをしている傾向があるので、きちんと給餌量を調整しないとすぐに食べすぎになってしまいます。
また単純に給餌量を減らしてしまうと必要な栄養素まで行き渡らなくなる恐れがあるので、成犬の体重管理を重視するなら「低カロリー・高タンパク」を両立しているドッグフードを探すことが大切です。
ドッグフード切り替え時には相性を慎重に確認する
ドッグフードを切り替えるにあたっては愛犬の好みを無視しないことも重視しておきましょう。
いきなり今までとはまったく異なるフードに切り替えてしまうと食いつきが悪くなったり消化不良を起こしてしまう可能性もあるため、通常は食べ慣れている食材が共通して使われているフード同士で切り替えを行うのが賢明です。
別の食材のフードを試すなら全部を急に切り替えるのではなく、既存のフードに追加したり混ぜ合わせる形で少しずつ移行を進めていくといいでしょう。
また食材の切り替えは新たなアレルギー発症のリスクを含むため、安全を期すならやはり獣医師に相談しながら進めることをおすすめします。
成犬用ドッグフードはどの時期からどうやって与える?
実際に成犬用ドッグフードに切り替えようとしても、タイミングや具体的な方法を理解していないと戸惑う点も多く出てきます。
ここからは愛犬に成犬用ドッグフードを与える時期を判断するための目安と、切り替えのコツについて解説します。
犬種と成長段階によってに異なるドッグフード切り替え時期の目安
成犬用ドッグフードへの切り替え時期は犬種によって異なります。
小型犬は成犬サイズに成長するまでの期間が比較的短く、大型犬は逆に十分に成長するまでには時間がかかります。
以下の目安を参考にして愛犬の成長段階を調べておきましょう。
サイズ | 成犬になる時期 | 成犬時の体重 |
---|---|---|
超小型犬・小型犬 | 約8~12ヶ月 | ~10kg |
中型犬 | 約12ヶ月 | 11~25kg |
大型犬 | 約18ヶ月 | 26〜44kg |
超大型犬 | 約18~24ヶ月 | 45kg以上 |
超小型の犬種と超大型の犬種では成犬サイズに達するまでに1年以上も差があるので、単純に「1歳をすぎたら成犬」とは考えないようにしてください。
子犬用フードから成犬用フードへの切り替え方法
子犬用から成犬用のドッグフードに切り替える際は、1週間ほどの準備期間を用意しておきましょう。
まず切り替えの初日には子犬用と成犬用を「9:1」の割合で混ぜ合わせたフードを与えて慎重に様子を見ます。
多少食いつきが落ちる程度なら問題ありませんが、この段階でアレルギー反応が見られるようならすぐに使用を中止して獣医師に相談してください。
以降は2日目に「8:2」、3日目に「7:3」というように少しずつ成犬用フードの比率を上げていきます。
5日目に「5:5」まできて食いつきの低下やアレルギー反応が見られなければ、成犬用フードの割合を一気に増やして1週間ですべて切り替えてしまうようにしましょう。
切り替えが上手く進まないようなら成犬用フードの種類を変えたり、ふりかけなどの補助食で食いつきやすくする工夫を試します。
また排泄物の形状もチェックして、きちんと消化できていないようなら一旦切り替えを止めるといったように常に柔軟な対応を心がけましょう。
見た目は成長しているように見えても中身はまだ追いついていないこともよくあるので、焦る必要はまったくありません。
成犬用ドッグフードの子犬用・シニア犬用の違いとは?
ドッグフードには年齢別の種類分けと犬種や健康状態による種類分けがあります。
多角的に展開しているブランドだと「大型犬用・シニア用」「小型犬用・子犬用」など複数の要素が入り混じってシリーズ販売がなされているため混乱の元ともなってきます。
まずは成犬用・子犬(幼犬)用・シニア犬(老犬)用という3つの年齢段階による区分けにどんな意味があるのかについて確認していきましょう。
子犬用と成犬用のドッグフードに見られる違い
AFFCOによる完全栄養食の基準は子犬(成長・繁殖期)と成犬(維持期)で分けられており、子犬用ドッグフードは栄養素の基準値が成犬用よりも引き上げられています。
これは子犬が健全に成長するためには成犬の数倍もの栄養素が必要となるためです。
たとえば子犬が必要とする栄養素を体重1kgあたりで比較すると、タンパク質は成犬の約4倍、カルシウムとリンは約6倍もの量が必要になります。
単純な給餌量についても子犬は成犬の約2倍の量を食べるので、1日に3~4回に分けて十分な量のフードを提供することが重要です。
そのため十分に体が大きくなった成犬に子犬のときと同じ要領でフードを与え続けてしまうと、あっという間に肥満になってしまうので注意しましょう。
また子犬用ドッグフードとして販売される製品の多くが骨や筋肉の成長を促す成分を多めに配合する傾向にあります。
他にも成犬よりも消化器官が未発達な点に配慮して消化しやすい素材を使ったり、噛み砕きやすいようにフード粒を小さく柔らかいものに変更するなどの工夫が見られるのも子犬用ドッグフードの特徴です。
シニア犬用と成犬用のドッグフードに見られる違い
成犬用とシニア犬用のドッグフードにはAFFCO基準のような客観的な区分はありません。
あくまでドッグフード販売メーカーによる自主的な分類となっていることから、シニア犬用ドッグフードを購入する際にはその製品が本当に愛犬の状態に合っているのかどうかを詳しく調べることが大切になるでしょう。
シニア期に入った犬は運動量と基礎代謝が落ち、成犬用ドッグフードを食べ続けると太りやすくなる傾向があります。
そのためシニア犬用フードは成犬用よりもさらにカロリーを抑えています。
その一方で消化のしやすさや噛み砕きやすさに関しては子犬用に近い調整が行われているので、食べる力の衰えてきた犬にも安心して与えることが可能です。
また骨や歯、視力や毛並みといった加齢によって弱りやすくなる部位に向けた健康サポート成分を多量に配合しているのも特徴となっています。
ただしドッグフードから摂取できる健康サポート成分は気休め程度のものに留まるため、本当に深刻な症状が出ている場合は獣医師による治療が必須であることは理解しておきましょう。
特殊な原材料を使った成犬用ドッグフードのおすすめとは?
一般的なドッグフードでよく使われる主な原材料はトウモロコシなどの穀物類とチキンをメインにした肉類です。
しかし健康志向の強いドッグフードブランドでは少し変わった原材料を駆使して、他にはない魅力を持った製品を販売しています。
ここではそのうちラム肉・鹿肉・馬肉・サーモンをベースに作られている成犬用ドッグフードのうち、おすすめの製品を紹介していきましょう。
ラム肉をベースにした成犬用ドッグフードのおすすめ
製品名 | アランズナチュラルドッグフード ラム |
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内容量(1袋) | 2kg |
参考価格 | 5,038円(公式サイト) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢 |
主要原材料 | ラム 40%(HDP生ラム肉 25%、乾燥ラム肉 10%、ラムオイル 4%、ラムグレイビー 1%)、サツマイモ、レンズ豆、そら豆、ひよこ豆、野菜類、亜麻仁、エンドウ豆繊維、ビール酵母 |
成分 | タンパク質:19.25%以上、脂質:11%以上、粗繊維:8.25%以下、灰分:9%以下、水分:9%以下、NFE:42.5%、オメガ3脂肪酸:1.0%、オメガ6脂肪酸:1.0%、リン:0.86%、カルシウム:1.18% |
カロリー | 100gあたり341kcal |
原産国 | イギリス |
公式サイトまたは代理店URL | https://www.naturaldogfood.co.jp/cart |
「アランズナチュラルドッグフード ラム」は子羊の肉であるラムを贅沢に配合したドッグフードです。
ラム肉の品質だけでなく野菜類に関しても土壌成分まで厳密に管理して安全を確保しているのが特徴となっています。
また穀物・香料・着色料も不使用とされていることから、より自然なフードを求めている成犬に相応しい製品と言えるでしょう。
ただし内容量2kgでの販売のみとなっているため少量でのお試しが難しい点には気をつけましょう。
ラム肉は好き嫌いの出やすい食材なので、本格的な導入の前には何かしらの方法でラム肉との相性を確かめておくのがおすすめです。
鹿肉(ベニソン)をベースにした成犬用ドッグフードのおすすめ
製品名 | メゾン・ド・ジビエ |
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内容量(1袋) | 80g |
参考価格 | 980円(公式サイト・2袋セット販売) |
分類 | 一般食 |
フード形状 | ウェットフード |
対応年齢 | 全年齢 |
主要原材料 | 鹿肉(九州産)、有機JAS玄米(茨城県産)、大根、キャベツ、にんじん、こんにゃく寒天粉末 |
成分 | 粗タンパク質:9.44%以上、粗脂肪:0.11%以上、粗繊:0.14%以上、粗灰分:0.45%以上、水分:78.94%以下 |
カロリー | 100gあたり102kcal |
原産国 | 日本 |
公式サイトまたは代理店URL | https://maison.neith.organic/ |
「メゾン・ド・ジビエ」は国産の鹿肉(ベニソン)を使ったウェットタイプのドッグフードです。
ベニソン主体のドッグフードは海外産にも見られますが、コロナ禍などの環境変化によって生産や輸入が中断してしまったケースも多く入手は難しくなってきています。
そんな海外産に対してメゾン・ド・ジビエは国産ベニソンフードという他にはない大きな強みを持った製品と言えます。
鹿肉以外の原材料もすべて国産で安全性も確立されていることから、愛犬に安心して与えられるベニソンフードを探している人には最適な製品となるでしょう。
ただし公式サイトで販売されているのはウェットフードとジャーキータイプだけなので、長期的に購入を続けると少し負担が大きくなります。
Amazonにはドライフードタイプの取り扱いもあるようなので、興味のある方はそちらもチェックしてみてください。
馬肉をベースにした成犬用ドッグフードのおすすめ
製品名 | OBREMO(オブレモ)ドッグフード馬肉 |
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内容量(1袋) | 800g |
参考価格 | 5,552円(公式サイト) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード |
対応年齢 | 成犬用(幼犬も可) |
主要原材料 | 馬肉、大麦、玄米、鰹節、ビール酵母、大麦ぬか、米油、卵黄粉末、黒米、赤米、発酵調味液、はと麦、あわ、きび、ひえ、大根葉、昆布、ごぼう、にんじん、キャベツ、乳酸菌、セレン酵母、白菜、高菜、パセリ、青じそ、ミネラル類、ビタミン類、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール) |
成分 | タンパク質:19.8%以上、脂質:10.8%以上、粗繊維:0.9%以下、灰分4.1%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:0.70%、リン:0.50%、カリウム:0.62%、ナトリウム:0.07%、マグネシウム:0.10% |
カロリー | 100gあたり366kcal |
原産国 | 日本 |
公式サイトまたは代理店URL | https://obremo.jp/ |
OBREMO(オブレモ)は国産原材料にこだわったドッグフードブランドです。
現在は「鶏肉・馬肉・まぐろ&たら・いわし&たら」の4種類のドッグフードを販売しており、その中でも特に馬肉フードは高タンパク質でありながらアレルギーを起こすリスクが少ないことで近年注目が増してきています。
カルシウムや鉄分についても牛肉・豚肉のおよそ3~4倍の栄養価を持っているため、馬肉ドッグフードは健康的な食生活を維持するのに役立つことは間違いないでしょう。
サーモンをベースにした成犬用ドッグフードのおすすめ
製品名 | エッセンシャル ドッグフード |
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内容量(1袋) | 1.8kg |
参考価格 | 5,038円(公式サイト) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢 |
主要原材料 | 魚介類58.5%(生サーモン&生トラウト 32%、乾燥フィッシュブレンド 13.5%、乾燥サーモン 4.6%、サーモンオイル 4.5%、生白身魚 2.3%、サーモングレイビー 1.6%)、サツマイモ、エンドウ豆、アマニ、アルファルファ、エンドウ豆繊維、ジャガイモ、卵 0.8%、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、ニンジン、カリフラワー、ホウレンソウ、アサイー、リンゴ、クランベリー、マルベリー、ナシ、トマト、オレンジ、ビルベリー、海藻、緑茶抽出物、マリーゴールド、ショウガ、朝鮮ニンジン、タウリン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、グルコサミン、コンドロイチン、ミネラル類、ビタミン類 |
成分 | タンパク質:26%以上、脂質:12%以上、粗繊維:5.75%以下、灰分:9%以下、水分:9%以下、オメガ3脂肪酸:2.7%、オメガ6脂肪酸:2.1% |
カロリー | 100gあたり356kcal |
原産国 | イギリス |
公式サイトまたは代理店URL | https://laetitien.co.jp/ |
「エッセンシャル」は北欧のペットフード業界では知らない人はいないとまで言われる第一人者クリスチャン・デグナー氏が立ち上げた魚肉主体のドッグフードブランドです。
主要な原材料は生サーモンと生トラウトで、その他の原材料もプロが厳選した一級品で占められています。
もちろんアレルギーや栄養バランスへの配慮も行き届いているため、お肉よりもお魚が好きな愛犬には特に喜んでもらえる可能性が高いでしょう。
ちなみにエッセンシャルドッグフード自体の知名度は国内ではまだそれほど高くありませんが、輸入代行を行っているのは「モグワン」や「カナガン」といった日本でもトップクラスの知名度を持つペットフードを数多く手掛けている株式会社レティシアンです。
そのため海外産であっても比較的安心して使用することができるでしょう。
2024年版!成犬用ドッグフードのおすすめランキング5選
成犬用ドッグフードの中でも2024年現在、特に人気の高い5つの製品を紹介します。
ランキング形式としていますがここで紹介する5つのドッグフードはすべて高品質なので、どれを選ぶべきかはあくまで愛犬との相性になってきます。
迷ったらとりあえずこの5つの中から最初のドッグフードを選び、そこから細かく調整していけばまず失敗することはないでしょう。
【1位】モグワン ドッグフード
製品名 | モグワン |
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内容量(1袋) | 1.8kg |
参考価格 | 5,038円(公式サイト) |
分類 | 主食 |
フード形状 | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢 |
主要原材料 | チキン&サーモン、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、ミネラル類、乳酸菌 |
成分 | タンパク質:27%以上、脂質:10%以上、粗繊維:4.75%以下、灰分:9.5%以下、水分:9%以下、オメガ6脂肪酸:1.8%、オメガ3脂肪酸:1%、カルシウム:1.4%、リン:1% |
カロリー | 100gあたり361.5kcal |
原産国 | イギリス |
公式サイトまたは代理店URL | https://www.mogwandogfood.co.jp/cart |
モグワンはイギリスを原産国とする国際的にも非常に評価の高いドッグフードです。
ヨーロッパを中心に展開しているためアメリカAFFCO認定による総合栄養食ラベルがありませんが、その代わりFEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の基準をクリアしているため主食として与えても問題はありません。
モグワンドッグフードは人間の食料と同等の安全性を確保した「ヒューマングレード」と穀物不使用の「グレインフリー」を両立させていることから、安全かつ栄養価の高い良質な食事を愛犬に与えることが可能となります。
特にメインの食材となっているチキンとサーモンは乾燥品だけでなく生チキン・生サーモンも贅沢に配合されており、グルメな愛犬も唸らせる仕上がりとなっています。
【2位】アカナ グラスフェッドラム
製品名 | アカナ グラスフェッドラム |
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内容量(1袋) | 2kg |
参考価格 | 6,006円(Amazon) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢 |
主要原材料 | 生ラム肉、乾燥ラム肉、グリーンピース、赤レンズ豆, 生ラムレバー、ラム脂肪、レッドデリシャスリンゴ、ヒヨコ豆、緑レンズ豆、イエローピース,、生ラムトライプ、 生ラム腎臓、乾燥ラム軟骨、レンズ豆繊維、海藻、バターナッツスクワッシュ、カボチャ、乾燥ブラウンケルプ、塩、フリーズドライラムレバー、クランベリー、ブルーベリー、チコリールート、ターメリック、オオアザミ、ゴボウ、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ、トコフェロール |
成分 | タンパク質:31%以上、脂肪分:15%以上、粗繊維:5%以下、粗灰分:7.5%以下、水分:12%以下、カルシウム/リン:1.5%以上/1.1%以上、オメガ6/オメガ3:1.8%以上/0.8%以上、DHA/EPA:0.15%以上/0.1%以上 |
カロリー | 250ml(カップ1杯)あたり407kcal |
原産国 | カナダ |
公式サイトまたは代理店URL | https://acana.net/ |
アカナはカナダを発祥とするペットフードブランドです。
その歴史は30年を超えており、特に動物本来の食事を意識した新鮮な肉類を使ったフードは長年に渡って高い支持を集めています。
そんなアカナのドッグフードの中でもひときわ個性的な製品が「グラスフェッドラム」です。
子羊の肉であるラムは栄養価が高い一方で脂肪分は低く、健康的なドッグフードの素材としては申し分のないものとなっています。
また「ホールプレイ比率」という肉食動物が摂取するべき適切な割合で生肉・内臓・軟骨部などを配合していることから、より自然に近い形での栄養補給ができる点もグラスフェッドラムの大きな特徴です。
【3位】オリジン オリジナル
製品名 | オリジン オリジナル |
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内容量(1袋) | 340g |
参考価格 | 1,958円(公式サイト) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢 |
主要原材料 | 鶏肉、七面鳥肉、大西洋カレイ、全卵、大西洋サバ、鶏レバー、七面鳥レバー、鶏心臓、七面鳥心臓、大西洋ニシン、ディハイドレート鶏肉、ディハイドレート七面鳥肉、ディハイドレートサバ、ディハイドレート鶏レバー、ディハイドレート全卵、赤レンズ豆、ピント豆、グリーンピース、チキンネック、鶏腎臓、グリーンレンズ豆、シロインゲン豆、ヒヨコ豆、レンズ豆繊維、鶏肉脂肪、天然鶏肉風味、ポロック油、粉砕鶏骨、鶏軟骨、七面鳥軟骨、ミックストコフェロール(天然酸化防止剤)、カボチャ、バターナッツスクワッシュ、フリーズドライ鶏レバー、乾燥ケルプ、亜鉛タンパク化合物、新鮮ケール、ホウレン草、カラシ菜、コラードグリーン、カブラ菜、ニンジン、リンゴ、梨、カボチャの種、ヒマワリの種、チアミン硝酸塩、D-パントテン酸カルシウム、銅タンパク化合物、チコリー根、ターメリック、サルサ根、アルテア根、ローズヒップ、ジュニパーベリー、乾燥ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物、乾燥プロバイオティクス発酵生成物、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵生成物 |
成分 | 粗タンパク質:38%以上、脂肪分:18%以上、粗繊維:5%以下、粗灰分:9%以下、水分:12%以下、カルシウム/リン:1.4%以上/1.1%以上、オメガ6/オメガ3:3%以上/1%以上、DHA/EPA:0.3%以上/0.2%以上 |
カロリー | 250 ml(カップ1杯)あたり463kcal |
原産国 | アメリカ |
公式サイトまたは代理店URL | https://acana.net/ |
「オリジン」はアカナが持つペットフードブランドの一つで、オリジンオリジナルはその中でも一番スタンダードな製品として全世界で愛用されています。
アカナブランドでは肉類の原材料率を60%以上としていますが、オリジンブランドは肉類の原材料率を80%以上に引き上げているのが特徴です。
これによってオリジンオリジナルはより肉々しく食べ応えのあるドッグフードになっています。
ただしメインの原材料はチキン(鶏肉・七面鳥肉)と魚肉(カレイ・サバ・ニシン)なので愛犬の好みによっては食いつきが悪くなる可能性もあるので気をつけましょう。
【4位】ウェルネス コア(高たんぱく質・穀物不使用)
製品名 | ウェルネスコア(高たんぱく質・穀物不使用)オーシャンフィッシュ成犬用(1~6歳) |
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内容量(1袋) | 800g |
参考価格 | 2,278円(Amazon) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード |
対応年齢 | 成犬(1~6歳)用 |
主要原材料 | 白身魚、ニシンミール、サーモンミール、メンハーデンミール、えんどう、じゃがいも、乾燥粗挽きじゃがいも、キャノーラ油、えんどう繊維、トマトポマス、フィッシュエキス、粗挽き亜麻仁、ほうれん草、ブロッコリー、にんじん、パセリ、りんご、ブルーベリー、ケール、さつまいも、チコリ根抽出物、ラクトバチルス・プランタルム、エンテロコッカス・フェシウム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・アシドフィラス、ユッカ抽出物、グルコサミン、コンドロイチン硫酸、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物) |
成分 | タンパク質:34.0%以上、脂質:15.0%以上、粗繊維:7.0%以下、灰分:10.0%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:2.2%以下、リン:1.5%以下、ビタミンA:25,000IU/kg以上、ビタミンE:400IU/kg以上、タウリン:0.2%以上、オメガ-6脂肪酸:3.0%以上、オメガ-3脂肪酸:2.0%以上、グルコサミン:1,200mg/kg以上、コンドロイチン硫酸:1,200mg/kg以上、総乳酸菌:170,000CFU/g以上 |
カロリー | 100gあたり356kcal |
原産国 | アメリカ |
公式サイトまたは代理店URL | https://www.wellnesspetfood.jp/ |
ウェルネスは伝統ある2つのペットフードメーカーの合併によって誕生したアメリカ発のブランドです。
「ウェルネスコア」シリーズは良質な高タンパク質源である肉や魚を第一原材料とし、同時にグレインフリー(穀物不使用)を徹底している点が特徴となっています。
そのうち骨なしチキンや七面鳥を使用した製品は小型犬・成犬・シニア犬用、オーシャンフィッシュを使用した製品は1~6歳の成犬用と用途に応じてラインナップがかなり細かく分かれています。
【5位】このこのごはん
製品名 | このこのごはん |
---|---|
内容量(1袋) | 1kg |
参考価格 | 3,850円(公式サイト) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢 |
主要原材料 | 鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)、玄米、大麦、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、昆布、乳酸菌、セレン酵母、L-トレオニン、ミネラル類、ビタミン類 |
成分 | タンパク質:21.3%以上、灰分:6.7%以下、脂質:8.2%以上、水分:10.0%以下、粗繊維:0.9%以下 |
カロリー | 100gあたり343kcal |
原産国 | 日本 |
公式サイトまたは代理店URL | https://shop.konokototomoni.com/shop/products/knknghn00 |
「このこのごはん」は日本生まれのドッグフードで、小型犬の健康管理にスポットを当てた配合を行っている点が大きな特徴となっています。
特に小型犬に起こりやすい目元まわりのトラブルや便通の悩み、毛並みの維持といった部分には高い効果が期待できます。
ただし小型犬専用というわけではなく通常の犬種や大型犬に与えることも可能です。
小麦アレルギーへの配慮やフード粒へのオイルコーティング不使用など安全面へのこだわりは非常に強いため、安心して使える国産ドッグフードを探しているなら一度検討してみましょう。
成犬用ドッグフードのよくある質問
成犬用ドッグフードについてのまとめ
成犬用ドッグフードを選ぶときポイントとなるのは以下の要素です。
- 犬種や年齢によって種類を使い分ける
- 原材料によって異なる効果を知っておく
- 子犬用、シニア用との切り替えタイミングは慎重に判断する
成犬向けのドッグフードはどんなブランドにおいても基本となる製品として販売されています。
それゆえに違いがわかりにくいこともあるので、まずはドッグフードではなく愛犬の個性の方にしっかりと目を向けるようにしましょう。
その子の犬種や体型、食事の好みを把握しておけば自然と最適な成犬向けドッグフードが見えてくるはずです。