小型犬を飼うときに悩みとなるのがドッグフードの選び方です。
一般的なドッグフードは中型犬を基準に調整されているため、小型犬には合わないことがあります。
この記事では小型犬におすすめのドッグフード7選を紹介しながら、同時に小型犬用ドッグフードの特徴や選び方のコツについても解説しています。
小型犬に与えるドッグフードについて知りたい飼い主さんはぜひ参考にしてみてください。
小型犬用ドッグフード選びで注目すべき6つのポイント
小型犬のためにドッグフードを選ぶときは、最低限これから紹介する6つのポイントについて気に留めておくようにしましょう。
ドッグフード選びで迷った際にはこのポイントに立ち返って考えることで、間違いのない判断を下せる可能性が高くなります。
小型犬のためのドッグフードの概要を知る
ドッグフードには犬種を問わずに与えることができる「全犬種用」の他に、特定の犬種に特化した調整を施した専用ドッグフードが存在します。
その中でも「小型犬用」は大型犬用と並んで豊富な種類が用意されているため、専用ドッグフードだからといって味や効能の選択肢が極端に狭くなってしまう心配もありません。
またブランドによっては小型犬用ドッグフードをさらに細かく「超小型犬用」や「室内犬用」に分類している場合もあります。
より犬種に適したドッグフードを探しているなら、そうした専門性の高い製品を探してみるのもおすすめです。
ただし、あまり犬種にばかりこだわってしまうと愛犬自身の個性を見落としてしまう可能性も出てくるので注意しましょう。
特にアレルギー体質への配慮や食いつきに関わる味・食感の好みについては小型犬専用ドッグフードの範囲内だけでは最適な選択ができないこともあります。
1ヶ月程度で食べ切れる容量や小分け仕様を重視する
小型犬は物理的に体が小さいため、それだけ消費するドッグフードの量も少なくなります。
特に全犬種用のドッグフードを与えていると他の犬種よりも余らせやすくなるため、フードの消費スピードをコントロールしやすい製品を選ぶことも重要です。
具体的には内容量が少なめで1ヶ月程度で余裕を持って食べ切れる量の製品を選んだり、最初から小分けパックされていて賞味期限を保ちやすい製品を選ぶといいでしょう。
ドライフードの賞味期限は一般的に「1年~1年半」とされていますが、これは未開封の状態に限定されます。
開封後のドライフードは1ヶ月前後を目安に食べ切ることが推奨されているため、それに合わせて消費スピードを調整していくようにしましょう。
内容量の多いフードや小分けされていないフードをなるべく長持ちさせたいときは、ジップロックのような密封パックに移して自分で小分け管理するのがおすすめです。
フード粒のサイズを意識する
小型犬用のドッグフードの大半はフード粒の形状を全犬種用よりも小さく加工しています。
これは口の小さな小型犬でも食べやすいようにという配慮ですが、実は必ずしもすべての小型犬にとって最適というわけではありません。
小型犬の中にも大きなフード粒をガリガリと噛み砕きながら食べるのが好きな子は多く、そうした子にとっては小粒や超小粒のフードは物足りないものになってしまう可能性があります。
また犬にとって噛み応えのある食事をすることには歯と顎を鍛え、動物らしい健康な肉体を維持するトレーニングの側面も持っています。
食べやすさに気を遣って小粒のフードや柔らかいウェットフードばかり与えていると、逆効果になってしまうリスクもあるのがドッグフード選びの難しさでもあります。
ポイントとしてはやはり犬種や体型だけで考えず、愛犬がどんな食事を好むのかをしっかり観察しながら判断することが大切になるでしょう。
たとえばしっかり噛んで食べるのが好きな子には硬めに調整されたフードを与え、小粒フードを丸呑みするのが好きな子には消化しやすい原材料が多く使われているフードを選ぶといったように個性に合わせた判断をすることがもっとも大切です。
またドッグフードの種類だけで対応できないときは飼い主の創意工夫も必要になります。
ドライフードはふやかすとウェットフードに近い食感になっていくので、硬さが合わないときはお湯や水で調整してあげるといいでしょう。
動物性タンパク質を優先する
成長にタンパク質が必須なのは犬も人間も同じです。
総合栄養食ドッグフードに含まれるタンパク質の量はAFFCO(全米飼料検査官協会)によって国際的な基準が厳正に定められており、通常サイズの成犬用ドッグフードは18.0%以上の祖タンパク質を含有している必要があります。
この基準は「成犬には食事1,000kcalあたり45gのタンパク質が必要」との計算から導き出されたもので、たとえば体重5kgの成犬は1日に約374kcalを消費することから1日に摂取するべきタンパク質量は「17g」であると算出することが可能です。
小型犬の場合も基本的には体重に沿って計算することで必要なタンパク質の量を割り出すことができますが、健全な成長を遂げるにはタンパク質の種類も考慮することが大切になるでしょう。
ドッグフードに配合されているタンパク質には穀物由来の植物性タンパク質と肉類由来の動物性タンパク質がありますが、犬との相性が良いのは動物性タンパク質になります。
・トウモロコシ
・小麦
・米
・玄米
・ポテト
・豆類
・鶏肉(チキン)
・七面鳥肉(ターキー)
・魚肉(サーモンなど)
・羊肉(ラム)
・鹿肉(ベニソン)
・馬肉
基本的に穀物の方が原材料費が安く大量に仕入れることができるため、安価なドッグフードは植物性タンパク質が多めになります。
ただし穀物=悪というわけではなくあくまで適材適所なので、高級ドッグフードでも適正量の穀物は含まれているのが普通です。
そのためアレルギーの問題がない限りは過度にグレインフリー(穀物不使用)にこだわる必要はありません。
むしろグレインフリー表記に関しては良質な動物性タンパク質の含有量が多いドッグフードを見分ける際の目印にするくらいが丁度いいでしょう。
動物性タンパク質の原材料としてドッグフードで特に多用されているのは鶏肉と魚肉になります。
大抵の犬は不満なく食べてくれますが、もし食いつきの悪さや栄養面での不足を感じたときは鹿肉や羊肉といった別の原材料をメインとするドッグフードの利用を改めて検討してみてください。
ちなみにAFFCO基準では子犬用ドッグフードの必要タンパク質量を成犬用よりも多い22.5%に設定しているので「子犬」と「小型犬」を混合して小型犬の成犬に子犬用フードを与えてしまうと栄養過多になってしまうので気をつけましょう。
骨・関節などに影響するサポート成分の配合
ドッグフードには骨や関節のダメージを和らげるサポート成分を含んだ製品があります。
こうした健康サポート成分は根本から症状を緩和するものではありませんが、骨や関節の悩みを抱えやすい小型犬には大きな助けとなるでしょう。
特に一部の小型犬は遺伝的要因などによって「パテラ」と呼ばれる膝蓋骨脱臼を起こしやすいと言われています。
一説によるとトイプードルの7頭に1頭がパテラを発症するともされているので、ドッグフードによる関節サポートはないよりもあった方がいいのは確実です。
骨や関節のサポート成分を重視してドッグフードを選ぶ際は骨の強化にはカルシウム、関節ケアを重視するならグルコサミンやコンドロイチンの含有量を目安にしましょう。
また健康サポート成分を配合したドッグフードについては骨・関節用の他にも「皮膚・毛並み・涙やけ」用や「胃腸・消化」用といった製品も販売されています。
特定の犬種専用のドッグフードも検討する
数多くのドッグフードの中から愛犬の特徴に合ったベストなものを見つけ出すのは非常に根気のいる作業となります。
そのため迷ったときには特定の犬種だけに特化したタイプのドッグフードを導入してみるのがおすすめです。
たとえば「マルチーズ・トイプードル・チワワ・パグ・シーズー・ポメラニアン」といった人気の高い小型犬にはその犬種専用のドッグフードが多数販売されていることから、専用ドッグフードを比較的導入しやすい状況にあります。
ただし犬種によっては専用ドッグフードの入手が困難なこともあるので、その場合は小型犬用のドッグフードを工夫して与えることを考えるようにしましょう。
犬種専用ドッグフードについてはその犬種独自のバランスで栄養が整えられているので、似た小型犬だからといって他の犬種に与えることはあまり推奨できません。
小型犬のライフステージに合わせたフード粒選びのコツ
小型犬向けのドッグフード選びで特に頭を悩ませるのが、ライフステージによって相性が変わってくるフード粒のサイズや形状についてです。
小型犬用ドッグフードは小粒サイズを採用しているケースが大半なので、小さなフード粒と愛犬の相性が悪かった際のリカバリーが非常に難しくなります。
ここでは改めて小型犬に必要なフード粒の条件を見直しながら、適切な給餌方法について解説していきましょう。
年齢に応じて消化しやすいフード粒に変えていく
犬の消化能力はライフステージに応じて変化します。
子犬の時代は消化能力も噛む力もまだ弱いため、噛み砕きやすく柔らかい小粒のフードを与えるのが適切と言えるでしょう。
ただし通常の小粒フードは中・大型犬に対してサイズが決められているので、小型犬に与える際は「超小粒」と表記されているものでないと効果的でない場合もあります。
成犬にまで成長すると小型犬でも十分に消化能力が育ってくるので、通常サイズのフード粒でも元気に噛み砕いて食べてくれることが多くなります。
噛む力を鍛えたいなら敢えて小粒フードを卒業して通常サイズのドッグフードに挑戦してみるのもいいでしょう。
シニアの段階に入ってきたら愛犬の健康状態をよくチェックしながらフードを切り替えていく必要があります。
シニア犬になったからといって単純に小さく柔らかいフードばかり与えてしまうと噛む力も消化能力もどんどん下がっていってしまうので、健康維持を優先するならある程度の食べ応えは残しながら調整していくことが望ましいと言えます。
また小粒フードをよく噛まず丸呑みするのが好きな犬は成犬の頃は問題なくともシニアの年齢に入ってくると胃腸に負担がかかりやすくなります。
犬種によって同じ小型犬でも好みは異なる
小型犬用ドッグフードの好みや食べやすいサイズについては、犬種を参考に判断することもできます。
特に超小型犬と呼ばれるタイプの犬種は小型犬用ドッグフードの粒でもまだ大きすぎたり消化が難しいことがあるので、安全を優先するなら犬種専用のドッグフードを選ぶのが無難と言えるでしょう。
またドライフードを苦手とする犬種にはセミモイスト(半生)フードやウェットフードを与えるといったように、粒の大きさだけでなく種類まで考慮に入れてドッグフード選びを行うことも大切です。
個別の悩みに合わせたサポート成分も重要
フード粒の大きさや形状・種類だけでなく、健康サポート成分やアレルギー対策を重視したドッグフード選びをすることも忘れてはいけないポイントです。
小型犬には穀物系のアレルギーを発症するケースが多いので、その際はグレインフリーのドッグフードを何よりも優先して採用する必要があるでしょう。
また小型犬に多い関節のトラブルや「涙やけ」の対策に繋がる健康サポート成分もドッグフード選びの決め手になり得ます。
ただしドッグフードの成分配合はあくまで「効果が期待できる」というもので、トラブルを解決に導いてくれるわけではない点に注意が必要です。
深刻な問題がある場合には必ず獣医師に相談をして、適切な医療を受けさせるようにしてください。
その上で健康サポート系のドッグフードは獣医師のアドバイスに従い選ぶようにしましょう。
2024年版!小型犬におすすめの人気ドッグフード7選
ここからは小型犬に特におすすめできるドッグフードを7種紹介していきます。
どのドッグフードも市場において高い評価を得ている人気製品なので、安全性やコストパフォーマンスについては一定の安心感があると言えるでしょう。
とはいえ合う合わないは愛犬の好みや体質に寄るので、世間の評判だけを頼りにせず必ず愛犬の反応を確かめながら本格的な導入を検討するようにしてください。
ロイヤルカナン ミニ インドア アダルト
製品名 | ミニ インドア アダルト(室内で生活する小型犬専用フード 成犬用) |
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内容量(1袋) | 800g |
参考価格 | 1,968円(公式サイト) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード(小粒) |
対応年齢 | 成犬用(生後10ヶ月~8歳まで) |
主要原材料 | 米、コーン、肉類(鶏、七面鳥、ダック)、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、動物性油脂、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、ビートパルプ、大豆油、植物性繊維、酵母および酵母エキス、魚油(EPA/DHA源)、フラクトオリゴ糖、アミノ酸類、ゼオライト、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、ミネラル類、ビタミン類、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス) |
成分 | タンパク質:19.0 %以上、脂質:12.0 %以上、水分:10.5 %以下、食物繊維:6.6 %、ビタミンA:26,500 IU、ビタミンD3:1,200 IU、ビタミンE:600 mg |
カロリー | 100gあたり378 kcal |
原産国 | 韓国 |
公式サイトまたは代理店URL | https://www.royalcanin.com/jp |
「ミニ インドア アダルト」はペットフードの大手ブランドであるロイヤルカナンが販売している室内小型犬用ドッグフードです。
小型犬の中でも特に室内犬専用として調整されており、運動量が少ない愛犬でも消化不良を起こさないように「超高消化性タンパク質」を中心に配合しているのが大きな特徴となっています。
また高品質な炭水化物と食物繊維によって排泄物の匂いと量を抑える効果も期待できるため、より室内犬を飼いやすい環境を保ってくれる点も魅力と言えるでしょう。
その一方で主要原材料は米やコーンなどの穀物類が多めになっていることから、動物性タンパク質を重視したい場合には少し注意が必要になります。
アカナ アダルトスモールブリードレシピ
製品名 | アダルトスモールブリードレシピ |
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内容量(1袋) | 340g |
参考価格 | 1,628円(公式サイト) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード(小粒) |
対応年齢 | 成犬用 |
主要原材料 | 鶏肉、乾燥鶏肉、赤レンズ豆、グリーンピース、ヒヨコ豆、乾燥七面鳥肉、鶏脂肪、鶏内臓(レバー、心臓)、卵、生ヘイク、フィッシュオイル、乾燥ニシン、緑レンズ豆、イエローピース、ヒヨコ豆繊維、エンドウ豆スターチ、生七面鳥レバー、塩、乾燥ケルプ、カボチャ、バターナッツスクワッシュ、ニンジン、リンゴ、洋梨、ズッキーニ、乾燥チコリールート、ケール、ホウレン草、カブラ菜、ビートの葉、クランベリー、ブルーベリー、サスカトゥーンベリー、ターメリック、オオアザミ、ゴボウ、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ、酸化防止剤(トコフェロール、クエン酸、ローズマリーエキス)、添加栄養素、添加腸球菌 |
成分 | 粗タンパク質:31%以上、脂肪分:17%以上、粗繊維:5%以下、粗灰分:7%以下、水分:12%以下、カルシウム/リン:1.4%以上/1.1%以上、オメガ6/オメガ3:2.6%以上/1.0%以上、DHA/EPA:0.15%以上/0.15%以上 |
カロリー | 250mlカップ一杯あたり421kcal |
原産国 | カナダ |
公式サイトまたは代理店URL | https://acana.net/ |
「アダルトスモールブリードレシピ」はアカナ・オリジンが製造販売する小型犬専用ドッグフードです。
アカナ・オリジンは90ヶ国以上に展開するカナダのペットフードメーカーで、その品質の高さは世界中から評価されています。
スモールブリードレシピはチキンと七面鳥肉を中心とした動物性タンパク質を60%以上配合しているのが特徴で、小型犬用ドッグフードでありながら成長に必要な栄養素をより自然に近い形で摂取することが可能になっています。
ニュートロ シュプレモ 小型犬用
製品名 | シュプレモ 小型犬用[成犬用] |
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内容量(1袋) | 1kg |
参考価格 | 2,548円(公式サイト) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード(小粒) |
対応年齢 | 成犬用(生後8ヶ月以降) |
主要原材料 | チキン(肉)、チキンミール、モロコシ、オーツ麦、玄米、鶏脂、タンパク加水分解物、ラムミール、サーモンミール、粗挽き米、ビートパルプ、大麦、亜麻仁、チアシード、ココナッツ、乾燥卵、トマト、ケール、パンプキン、ホウレン草、ブルーベリー、リンゴ、ニンジン、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸) |
成分 | タンパク質:26.0%以上、脂質:17.0%以上、粗繊維:4.0%以下、灰分:10.5%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:1.5%以上、ビタミンE:100IU/kg以上、セレン:0.7mg/kg以上、オメガ6脂肪酸:3.30%以上、オメガ3脂肪酸:0.65%以上、亜鉛、225mg/kg以上、リン:1.0%以上 |
カロリー | 100gあたり375kcal |
原産国 | アメリカ |
公式サイトまたは代理店URL | https://nutro.jp/ |
「ニュートロ」は数多くの犬種や用途に合わせた多様なドッグフード販売を行っているのが特徴のメーカーです。
「シュプレモ」はその中でもスタンダードなドッグフードシリーズで、成犬用・小型犬用・超小型犬用など犬種サイズによって細かく使い分けることができます。
他のメーカーだと小型犬用と超小型犬用が分かれていること自体が珍しいのに加えて「超小型犬~小型犬用[体重管理用]」や「超小型犬~小型犬用[エイジングケア]」というダイエットや健康管理に特化した専用ドッグフードまで販売されています。
そのためニュートロを軸にドッグフードを与えておくと愛犬の体調変化に対応しやすいと言えるでしょう。
ヒルズ サイエンス・ダイエット<プロ>小型犬用
製品名 | サイエンス・ダイエット<プロ>小型犬用 |
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内容量(1袋) | 1.5kg |
参考価格 | 2,268円(Amazon) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード(小粒) |
対応年齢 | 成犬用(1~6歳) |
主要原材料 | チキン、小麦、米、大豆、マイロ、動物性油脂、大麦、トウモロコシ、チキンエキス、ポークエキス、亜麻仁、植物性油脂、エンドウマメ、リンゴ、クランベリー、ニンジン、ブロッコリー、乳酸、ミネラル類、ビタミン類、アミノ酸類(タウリン、リジン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)、カルニチン |
成分 | タンパク質:24.9 %、脂質:16.4 %、炭水化物(NFE):51.3 %、粗繊維:1.8 %、カルシウム:0.94 %、リン:0.78 %、カリウム:0.82 %、ナトリウム:0.3 %、マグネシウム:0.13 %、ビタミンC:260 ppm、ビタミンE:1462 IU/kg、オメガ3脂肪酸:0.66 %、オメガ6脂肪酸:3.83 % |
カロリー | 100gあたり374kcal |
原産国 | アメリカ |
公式サイトまたは代理店URL | https://www.hills.co.jp/ |
ヒルズが販売する「サイエンス・ダイエット<プロ>小型犬用」は科学的な裏付けを重視した栄養バランスによって動物病院などの専門機関でも広く受け入れられているドッグフードです。
小型犬用だけでもかなりの種類があり、ここで紹介している「毎日の活力維持」を目的とした製品以外にも去勢・避妊手術後のサポートを目的とした製品なども展開されています。
オリジン スモールブリード
製品名 | オリジン スモールブリード |
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内容量(1袋) | 1.8kg |
参考価格 | 8,960円(Amazon) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード(小粒) |
対応年齢 | 全年齢 |
主要原材料 | 生七面鳥肉 、鶏肉 、生ウズラ肉 、生のヘイク、生のニシン、生七面鳥レバー、鶏内臓、卵 、ディハイドレート七面鳥肉 、ディハイドレート鶏肉 、ディハイドレートニシン、ディハイドレート鶏レバー 、ディハイドレート卵 、赤レンズ豆、ピント豆、緑レンズ豆、鶏脂肪、白インゲン豆、ヒヨコ豆、レンズ豆繊維、エンドウ豆、ポロック油、エンドウ豆スターチ、乾燥ケルプ、ニュージーランド産緑イ貝、バターナッツスクワッシュ、カボチャ、塩、リンゴ、ニンジン、洋梨、ズッキーニ、乾燥チコリールート、ビートの葉、ケール、ホウレン草、カブラ菜、クランベリー、ブルーベリー、サスカトゥーンベリー、ターメリック、オオアザミ、ゴボウ、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ |
成分 | 粗タンパク質:39 %、脂肪分:18 %、粗灰分:9 %、粗繊維:4 %、水分:12 %、カルシウム:1.4 %、リン:1.1 %、オメガ6脂肪酸:2.8 %、オメガ3脂肪酸:0.5 %、DHA:0.2 %、EPA:0.2 % |
カロリー | 100gあたり390kcal |
原産国 | カナダ |
公式サイトまたは代理店URL | https://acana.net/ |
「オリジン」はアカナ・オリジンの主要ブランドの一つで、犬の先祖とされるハイイロオオカミと同様にさまざまな食材を丸ごと食べられるようなドッグフードを目指して開発されています。
「スモールブリード」はオリジンブランドの中でも小粒で、小型犬にも食べやすいことを最重要視して作られたドッグフードになります。
同じアカナ・オリジンから販売されている「アカナ スモールブリードレシピ」との最大の違いは動物性原材料の配合比率です。
「アカナ スモールブリードレシピ」の動物性原材料が全体の60%なのに対して「オリジン スモールブリード」の動物性原材料比率は全体の85%にも達しています。
アイムス ドッグフード成犬用 小型犬用
製品名 | アイムス ドッグフード成犬用 小型犬用 |
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内容量(1袋) | 2.3kg |
参考価格 | 2,144円(Amazon) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード(小粒) |
対応年齢 | 全年齢 |
主要原材料 | 肉類(チキンミール、家禽ミール)、とうもろこし、小麦、動物性油脂、乾燥ビートパルプ、家禽エキス、植物性タンパク、フラクトオリゴ糖、乾燥卵、STPP (トリポリリン酸塩)、ひまわり油、ビタミン類、ミネラル類、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸) |
成分 | タンパク質:26.0%以上、脂質:15.5%以上、粗繊維:4.0%以下、灰分:8.0%以下、水分:12.0%以下 |
カロリー | 100gあたり392kcal |
原産国 | ドイツ/タイ |
公式サイトまたは代理店URL | https://www.iams.jp/ |
アイムスは1946年に生まれた伝統あるペットフードメーカーです。
設立当初から犬猫の健康を第一に考える高品質フードの開発を目指しており、現在でもその理念はすべての製品に引き継がれています。
「成犬用 小型犬用」のドッグフードはその名の通り小型犬に最適な栄養バランスと形状を目指して作られており、どんな小型犬にも与えやすい小粒でありながらカリカリとした食感によってデンタルケア効果も期待できるものとなっています。
ナチュラルバランス スウィートポテト&フィッシュ
製品名 | スウィートポテト&フィッシュ |
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内容量(1袋) | 1kg |
参考価格 | 2,794円(Amazon) |
分類 | 総合栄養食 |
フード形状 | ドライフード(小粒) |
対応年齢 | 全年齢 |
主要原材料 | スウィートポテト、サーモン、サーモンミール、キャノーラオイル、ポテトファイバー、自然風味、サーモンオイル、亜麻仁、塩化カリウム、塩化コリン、天然混合トコフェロール、タウリン、ビタミンE、鉄蛋白、亜鉛蛋白、銅蛋白、硫酸鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ化カリウム、一硝酸チアミン(ビタミンB1)、マンガン蛋白、酸化マンガン、アスコルビン酸、ビタミンA、ビオチン、D-カルシウムパントテン酸塩、硫酸マンガン、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ビタミンB12、リボフラビン(ビタミンB2)、ビタミンD3、葉酸(ビタミンB) |
成分 | 粗タンパク質:21.0%以上、粗脂肪:10.0%以上、粗繊維質:3.0%以下、水分:10.0%以下、オメガ3:0.3%、オメガ6:2.0%、カルシウム:1.0%、リン:0.9%、ナトリウム:0.3%、タウリン:0.05%以下、ドコサヘキサエン酸(DHA):0.01%、尿中pH:6.5~6.7 |
カロリー | 100gあたり327kcal |
原産国 | アメリカ |
公式サイトまたは代理店URL | https://prime-k9.jp/ |
ナチュラルバランスは犬の健康に必要な5大栄養素を科学的見地に基づいてバランスよく配合したドッグフードブランドです。
ここで紹介する「スウィートポテト&フィッシュ」以外にも「ポテト&ベニソン」など多種多様なシリーズ製品を持っています。
小型犬専用の製品こそ用意されていませんが、「スウィートポテト&フィッシュ」のように小粒の製品なら問題なく小型犬に与えることができるでしょう。
また「スウィートポテト&フィッシュ」が主要な原材料がポテトとサーモンに絞られているため、アレルギーや食いつきに対応しやすい利点があります。
小型犬ドッグフードに関するよくある質問
小型犬用ドッグフードまとめ
小型犬用のドッグフードを選ぶにあたっては特に以下の点に気をつけておきましょう。
- 小型犬の特徴をよく考えて作られたドッグフードを選ぶ
- 小粒フードの長所と短所を理解して必要なら調整する
- 同じ小型犬でも犬種やライフステージによって最適なフードは変わる
小型犬のドッグフード選びでは、まずドッグフード全般についての知識を身につけた上で小型犬特有の事情に沿った要素を意識していくと失敗のリスクを減らすことができます。
とはいえ最初から完全な知識を持った飼い主はいないので、まずは小型犬専用として販売されているドッグフードを導入しながらその特徴を学んでいくのが近道になるでしょう。
一つの専門ドッグフードを取り入れてみて、そこに問題や不満が出てきたら改めて足りない部分を補ってくれる別のフードを探していくようにすると効率的です。