ドイツ産のドッグフードが良いと聞くけど、詳細がよくわからないから選べない。
そんな人向けに、ドイツ産ドッグフードの特徴や選び方のポイント、特におすすめのドイツ産ドッグフードを厳選して紹介しています。
ペット先進国であるドイツ産のドッグフードは、驚くほど高品質なものばかり。
ドイツのペット事情
ペット先進国と言われるドイツには、たくさんの動物愛護施設があります。
中でも、ドイツを代表する民間の動物保護協会が運営する「ティアハイム(Tierheim)」はドイツ国内に500以上の施設を有し、飼い主斡旋などを行っています。
また、ペットの権利を守るための法律が細かく整備され、違反すると罰金や罰則が課されます。
長時間の1人での留守番や外気21度以上の日に車内へのペットの置き去り禁止など、ペットをとても大切にする国です。
ドイツのドッグフード事情
ドイツ国内で作られるドッグフードは、以下の基準を満たしています。
- 原材料はすべて人が食べられる基準を満たしたヒューマングレードのものを使う
- 合成添加物・遺伝子組み換え食品を使わない
- EU法の規則に基づき製造する
動物を社会に欠かせない存在だと考えているドイツでは、犬の健康に直結するドッグフードに関する規則が多く設けられています。
農薬や化学肥料を一切使用しない100%有機原材料によって生産された、無添加オーガニック商品「Bio(ビオ)」取得のドッグフードが多いのも特徴です。
さらに、FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)加盟の規則に基づきドッグフードを生産しているメーカーも多いです。
ドッグフードの選び方
ドイツ産ドッグフードの選ぶ際には、以下3つのポイントをチェックするのがおすすめです。
選び方①:原材料をチェック
ドッグフードに使われている原材料が、愛犬に必要な栄養素を満たしているかをまずはチェックしましょう。
特に、原材料がしっかり明記されたドッグフードを選ぶのがおすすめです。
「肉類」や「副産物」などのあいまいな表現ではなく、「チキン」や「肝臓」など肉の種類や部位が明記されているもののほうが安心です。
選び方②:添加物の有無
食いつきの良さを売りにしているドッグフードの中には、人工的な香料や甘味料で味をごまかしているものも残念ながら存在します。
添加物の少量の摂取は問題ないものの、日々の蓄積が体調不調を引き起こす可能性はゼロではありません。
大切な愛犬にあげるドッグフードに、気になる添加物が使われていないか事前にチェックするのがおすすめです。
選び方③:量で選ぶ
賞味期限内に無理なく食べきれるものを選ぶことも重要な視点です。
まとめ買いしたほうが安くなることは多いものの、品質的に安心安全なものをあげることが愛犬の健康には欠かせません。
大切な愛犬には、品質に不安のないフレッシュな状態のドッグフードをあげましょう。
ドイツ産ドッグフードおすすめ8選
ドイツ生まれのドッグフードの中でも、特におすすめの8選を以下で紹介しています。
HAPPY DOG(ミニ アダルト)
参考価格(販売サイト参考) | 税込み330円(80g) |
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内容量 | 80g・300g・800g・4kg |
主原料 | チキンプロテイン(16%)、ラムプロテイン(4%) |
ラインナップ | – |
販売サイト | https://www.world-premium.co.jp/SHOP/234549/234570/list.html |
成犬時の体重が10kg以下の小型犬にぴったりな、ドイツ生まれのドッグフードです。
粒の形や大きさも、小型犬が食べやすいよう工夫が凝らされています。
動物性たんぱく質には、チキン・サーモン・ラム・フィッシュ・卵の5種類を使用。
たんぱく質のほか、野菜やフルーツ、植物オイル、各種ハーブ、ビタミン、ミネラルをバランスよく配合されています。
Dr.Clauder’s(ドクタークラウダーズ)ワイルドライフ・サーモン
参考価格(公式サイト参考) | 税込み4,950円(2kg) |
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内容量 | 2kg・11.5kg |
主原料 | サーモン28%、サーモンミール17% |
ラインナップ | サーモンのほかダック、ラムなど10種類以上 |
公式サイト | https://dr-clauders.co.jp/products/156421198/ |
ペットフード先進国ドイツで1957年に創業した老舗メーカー「Dr.Clauder’s(ドクタークラウダーズ)」。
そんなDr.Clauder’s(ドクタークラウダーズ)が手掛けるワイルドライフ・サーモンは、たんぱく質と脂質が理想的なバランスで配合されています。
また、グレインフリー仕様で、保存料も使われていません。
余分なものが入っていない安心感も魅力です。
愛犬の健康はもちろん、嗜好をも見事に満たしてくれる食いつきの良さにも定評があるドライフードです。
ボッシュ(ハイプレミアムアダルトミニラム&ライス)
参考価格(販売サイト参考) | 税込み2,200円(1.0kg) |
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内容量 | 1.0kg・3.0kg |
主原料 | 鶏肉(20%以上)・ライス(17%以上)・コーン・ラム肉粉(5%以上) |
ラインナップ | ラム&ライスのほかチキン&キビドッグの成犬用・アダルト用全4種など |
販売サイト | https://www.efood-bellen.com/goods/food/dogfood/mini.html |
成犬時の体重が15kg以下の超小型・小型・中型のワンちゃん向けの成犬用フードです。
超小型犬でも食べやすい、小粒タイプで、自然素材を贅沢に使った味は食いつきの良さにも定評があります。
原材料には、ドイツ農林省の認証を受けた自然飼育肉や無農薬有機栽培穀物などが使われています。
また、美味しいだけでなく、成犬に必要な栄養やビタミン、ミネラルまでバランスよく配合。
Dogland(アダルト)
参考価格(販売サイト参考) | 税込み550円 |
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内容量 | 200g・15kg |
主原料 | 穀物類、野菜副産物 |
ラインナップ | – |
販売サイト | https://opf.co.jp/SHOP/DogLand-Adult736222.html |
中型・大型の成犬向けに開発されたドイツ産のドライフードです。
高齢になっても丈夫な歯を維持できるよう、ひとつひとつの粒が大きめに作られています。
原材料は厳選したヒューマングレードのものだけを使い、人工着色料や香料、防腐剤などの余分なものは一切使われていません。
大豆を加工したたんぱく質も含まれていないので、大豆と相性の悪い愛犬にもおすすめです。
一方で、成犬に必要なビタミンやミネラルはバランスよくしっかり配合。
プレイアーデン(ドライフード)ロイヤルバランス
参考価格(公式サイト参考) | 税込み264円(50g) |
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内容量 | 50g・1kg・8lg |
主原料 | チキン、魚介類 |
ラインナップ | 通常サイズのほか大粒サイズもあり |
公式サイト | https://www.plaiaden.com/c/dogfood/d-dryfood/premium-dryfood/royal-balance/royal-balance-02 |
高たんぱくで消化吸収性に優れたフレッシュな鶏肉と魚介類を贅沢に使った、ドイツ生まれのドライフードです。
ビタミンやミネラルに富んだ穀物もバランスよくブレンドされているので、これひとつで愛犬の健康に必要な栄養素を補えます。
また、皮膚や被毛の健康をサポートしてくれるオメガ3脂肪酸や必須アミノ酸、食物繊維がたっぷり配合されているのも嬉しいポイントです。
お試しにぴったりなトラベルサイズのほか、大型犬にぴったりな大粒タイプもあります。
テラプラ(チキングルメ)
参考価格(公式サイト参考) | 税込み983円(180g) |
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内容量 | 180g・750g・5kg |
主原料 | 有機鶏肉40%、有機鶏肉臓器(手羽、胃袋、心臓、レバー) |
ラインナップ | ドライ・ウェットそれぞれチキン・ビーフの2種類を展開 |
公式サイト | https://terra-pura.com/lineup/ |
厳選したオーガニック食材のみを使用している、ドイツ生まれのペットフードシリーズ「テラプラ」。
テラプラのドッグフードには、保存料や添加物などの余分なものが一切入っていません。
ドライフードについては、表面のオイルコーティングもありません。
ドライタイプについては、おすすめの有機鶏肉を40%使用したチキングルメのほか、有機牛肉が40%を占めているビーフグルメの2種類を展開。
Bioliob(ビオリオーブ)サーモン
参考価格(GREEN DOG & CAT参考) | 税込み468円 |
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内容量 | 120g |
主原料 | サーモン(身、皮、骨) |
ラインナップ | サーモンのほかビーフやポーク、チキン、ダックなど全23種類 |
公式サイト | https://bioliob.com/lineup/he05-00/ |
サーモンのみから作られた、ドイツ生まれの栄養補助食です。
原材料にはホルモン剤や抗生物質が不使用なのはもちろん、加工時にも添加物は一切使われていません。
特に、低脂肪・高たんぱくなサーモンについては、体重管理が気になる愛犬にぴったり!
また、おすすめのサーモンのほか、さまざまな食材のものを使ったピュアシリーズを展開しています。
ビオリオーブのアイテムを活用すると、レシピのさまざまなカスタマイズを気軽に楽しめます。
プラチナム ドッグフード 成犬用 (チキン)
参考価格(公式サイト参考) | 税込み2,980円(1.5kg) |
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内容量 | 1.5kg・5kg |
主原料 | フレッシュチキンミート(70%) |
ラインナップ | 成犬用のほか、成犬・小型用の小粒タイプを展開 |
公式サイト | https://platinumpet.jp/?pid=87988385 |
全犬種の成犬にあげられるドライフードです。
無水調理で作られているため、ドライフードでありながらジューシーな肉汁を感じられ、食いつきの良さに定評があります。
また、食材には100%ヒューマングレードのものを使い、原料の70%以上を高品質なフレッシュチキンが占めています。
麦などのグルテンも使われていません。
缶詰のドイツ産ドッグフード4選
ドイツ産ドッグフードの中でも缶詰タイプのおすすめ4選を、以下で紹介しています。
プレイアーデン(ウェットフード)
参考価格(公式サイト参考) | 税込み748円 |
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内容量 | 200g |
主原料 | 100%有機 牛・チキン・豚・ラムなど |
ラインナップ | ドイツ牛、チキン、ドイツ豚、ラムなど13種類以上 |
公式サイト | https://www.plaiaden.com/c/dogfood/d-wetfood |
ペット先進国であるドイツの中でも名の知れた、無添加ドッグフード専門店「プレイアーデン」。
メインとして手掛けている缶入りのウェットフードは、それだけで主食にできる総合栄養食の基準をいずれも満たしています。
これひとつで、愛犬に必要な栄養素をしっかり補えます。
また、食材には、オーガニックやジビエなど、ヒューマングレードの厳選したもののみを使用。
さまざまなメイン食材を使ったドッグフードのラインナップも豊富なので、アレルギーが気になる愛犬にもおすすめです。
アニモンダ(グランカルノ ウェットフード)
参考価格(公式サイト参考) | 税込み836円 |
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内容量 | 400g |
主原料 | 豚・鴨、牛・鶏、牛・鹿・カブなど |
ラインナップ | 豚・鴨、牛・鶏、牛・鹿・カブなど10種類以上 |
公式サイト | https://animonda.co.jp/dog-food-grancarno/ |
心臓や肺、肝臓などの新鮮なお肉を贅沢に使ったウェットフード「グランカルノ」。
いずれの肉も素早く丁寧に加工されているため、肉本来の美味しさと栄養素がフードにしっかり閉じ込められています。
必須ミネラルとビタミンが1缶でしっかり補えます。
さらに、グランカルノのいずれのアイテムもグルテンフリー仕様で、大豆や砂糖のほか、香料や着色料も一切使われていません。
テラプラ(ターキーグルメ)
参考価格(公式サイト参考) | 税込み781円 |
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内容量 | 200g |
主原料 | 有機七面鳥51%、有機七面鳥臓器20%(心臓、胃袋、レバー) |
ラインナップ | 缶入りタイプはターキーのほかビーフの全2種 |
公式サイト | https://terra-pura.com/lineup/ |
オーガニック農法で世界最高水準を誇るドイツの最も厳しいオーガニック認定Biolandをクリアしている、唯一のペットフード専門店「テラプラ」。
缶詰に入ったウェットタイプは、ビーフとターキーの2種類を展開しています。
おすすめのターキーについては、有機七面鳥が51%・有機七面鳥臓器が20%(心臓、胃袋、レバー)と、7割以上を有機七面鳥が占めています。
お肉の美味しさがギュギュっと詰まったフードは100%オーガニック食材で作られて、保存料や添加物ももちろん無添加です。
ナパーニ(ヘニーズトップフ チキンメニュー)
参考価格(公式サイト参考) | 税込み690円(150g) |
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内容量 | 150g・400g・800g |
主原料 | オーガニックチキン |
ラインナップ | チキンのほかビーフ・サーモン・ヤギなど全8種類 |
公式サイト | https://napani.co.jp/shopdetail/000000000003/ct27/page1/order/ |
ドイツのBIO認証を受けた、成犬用のウェットタイプのドッグフードです。
ビタミンやミネラルを豊富に含み、人工的な調味料・香料・着色料・保存料は一切使われていません。
グルテンフリーなので、小麦が苦手なワンちゃんにも安心してあげられます。
また、低プリン体フードなので、腎臓や肝臓に悩みを抱える愛犬にもおすすめです。
ドイツ産ドッグフードの注意点
ペット先進国であるドイツ産のドッグフードは、ヒューマングレードやオーガニックの食材が贅沢に使われた高品質なものが多いです。
ただ、その分だけ価格が少し高めです。
また、無添加で保存料が使われていないものが多く、その場合開封後は早めに使い切る必要があります。
さらに、輸入品の場合、日本のドッグフードになれている愛犬の口に合わないことがあるため、少量から試すことをおすすめします。
まとめ
ペット先進国と名高いドイツ産のドッグフードは、高品質なものが多いです。
余分な添加物不使用で、ヒューマングレードの厳選した食材が使われているものが多いのが特徴です。
選び方のポイントは、原材料が明記されていて、添加物が少なく、量が適切であること。
ただ、無添加なものは保存しにくく、原材料にこだわっている分だけ値段が高めです。